品川区就業センターがオープン~23区初の一体的な就業支援施策を実施~

更新日:平成24年3月26日

品川区就業センターオープン
中小企業センター外観濱野区長あいさつ品川区就業センター入口求人票求人検索コーナー求人検索システムを試す濱野区長リニューアルした展示コーナーリニューアルした展示コーナー
3月26日(月)、区立中小企業センター(西品川1-28-3)の1階に、品川区就業センターがオープンしました。

品川区就業センターは、ハローワークの分室として専門相談員が常駐し、区とハローワークが一体となって運営を行い、区民の就労を支援していくもの。
生活保護受給者や母子家庭等への就業支援事業については、区の就労自立支援相談員と、ハローワークの就職支援ナビゲーターが協力して就労支援にあたります。

また、区内中小企業が優秀な人材を確保できるよう、採用コンサルタントによるサポートや求人情報の発信など、求人と求職をマッチングさせる企業支援も行うほか、10月には、おおむね55歳からの無料職業紹介所「サポしながわ」(北品川3-11-16)を「品川区就業センター」内に移転させ、シルバー世代の就労支援についても強化を図っていきます。
 
就業センターオープンに先立ち、3月2日(金)に品川区と東京労働局および品川公共職業安定所が、雇用施策等を一体的に実施するための協定を締結し、その調印式が品川区役所で行われました。
品川区は23区で初めて、区内中小企業への雇用支援やシルバー世代への就労支援などもあわせて行う、一体的な就業支援施策を実施していきます。
 
この日のオープニング式典で挨拶に立った濱野区長は、「規模は小さいが、機能と意欲が満載の品川区就業センターを、多くの人に利用してもらいたい」と、その意気込みを語りました。
また、就業センターの運営を共同で担う山田 亮 厚生労働省東京労働局長は、「働きたい人と人材が必要な企業との、雇用のミスマッチを解消することが重要。地域に身近なところで就業支援を行うことは、これを解消する手段の一つになる」と、今後の就業支援施策に期待しました。

品川区就業センターが開設した中小企業センターでは、これに合わせて1階の展示をリニューアル。「伝統工芸保存会」の皆さんの工芸品の展示ブースや、商店街のPRコーナーなどが設けられました。