品川区職員を岩手県宮古市へ派遣

更新日:平成24年3月29日

品川区職員を岩手県宮古市へ派遣
辞令交付派遣職員達区長挨拶記念撮影
3月29日(木)、この4月から宮古市に派遣となる区職員に対する発令式が行われ、濱野区長から一人ひとりに辞令が手渡されました。

品川区は4月から1年間、東日本大震災の被災地である岩手県宮古市へ、区職員を5人派遣することになりました。品川区と宮古市とは、毎年目黒駅前で開催される人気イベント「目黒のさんま祭り」が縁で、平成14年から災害時における相互援助協定を締結しています。

今回派遣する職員は、土木職1人、建築職1人、保健師職1人、事務職2人の計5人。
現地では、仮設住宅の巡回による被災者の健康管理や、道路工事の設計・施工、防災集団移転促進事業の設計・施工、復興整備計画の策定などの業務に従事します。

辞令の交付を受けた派遣職員達は「品川区民の、東日本大震災で被災した方達や被災地支援への想いを胸に、宮古市民のために力を尽くしてまいります」と、力強く決意表明を行いました。

最後に濱野区長から、「みなさんに3つのお願いがあります。一つめは、市役所を手伝いに行くだけではなく、宮古市民を助けるために行くという思いを忘れないでください。二つめは、市役所の方達の気持ちに寄り添い、たくさん苦労話を聞いてきてください。それが今後の品川区政に活かされます。そして最後に、健康に留意して、1年間の職務を全うしてください」と、派遣職員達にはなむけの言葉が贈られました。

品川区では、東日本大震災後、宮古市へ区民などから寄せられた義援金7,850万円(3月1日現在)や支援物資を搬送するなど支援を続けており、今回の職員派遣もその一貫として実施するもの。
震災からの復興の一助となるよう、品川区は今後も継続した支援を行っていきます。