しながわ花海道で菜の花が満開

更新日:平成24年4月4日

花海道の菜の花
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4月4日(水)、勝島運河の護岸「しながわ花海道(東大井2)」の菜の花が見ごろを迎え、道行く人の目を楽しませています。

土手の斜面沿いの菜の花は、黄色いじゅうたんのように約2キロにわたって咲き誇り、菜の花と運河の、黄色と青色の鮮やかなコントラストが見られます。

しながわ花海道プロジェクトの永尾さんによると「今年は鳩に食べられてしまい、何度か植え替えたので例年より1カ月以上見ごろが遅くなってしまいました」とのことですが、「おかげで桜の開花と重なりそうです」と、開花したばかりの桜が見ごろを迎える今週末から来週にかけての景観を心待ちにしていました。

しながわ花海道は、平成14年に「勝島運河の土手に花畑を作ろう」を合言葉に、立会川商店街と鮫洲商店街が中心になって「しながわ花海道プロジェクト」を設立しました。菜の花は、地域の小学校や児童センターの子どもたち、周辺住民、商店街の方などが秋に種まきをし、住民が自主的に管理運営して、自分達の畑のつもりで楽しみながら育ててきました。また、平成21年から区内にある立正大学の地域貢献サークルも参加し、地域の方との交流が進んでいます。

この日は、前日までの強風も収まり、春の日差しが差し込む中、カメラを片手に多くの人が撮影に訪れていました。散歩の足を止めて携帯電話のカメラで撮影していた女性は「2週間前はまだまだだったけど、今年も綺麗に咲いて嬉しいです」と、春の訪れを楽しんでいました。