子どもたちに「まもるっち教室」を開催

更新日:平成24年4月10日

子どもたちに「まもるっち教室」を開催
しなぼう登場しなぼうに質問シュミレーションでオペレーターと会話1シュミレーションでオペレーターと会話2楽しく「まもるっち」を学ぶ1楽しく「まもるっち」を学ぶ2しなぼうと握手みんなで記念撮影
4月10日(火)、立会小学校(東大井4-15-9)2年2組の生徒29人に対して、近隣セキュリティシステム「新・まもるっち」の使い方を学ぶ「まもるっち教室」が開かれました。

「まもるっち」は、区内の小学生を対象とした、区独自に開発したセキュリティシステムの小型携帯端末。
GPS及び携帯電話機能付防犯ブザー「まもるっち」のストラップを引くと、周囲に警報音が鳴り響き、同時に区役所内に設置されたまもるっちセンターに通報され、オペレーターとの会話が可能になります。

オペレーターとの会話をとおして、本人の安全確認や周囲の状況確認が行われると同時に、GPS機能で児童の現在位置を把握。
緊急を要する場合、区内で登録されている約13,000人のボランティア協力員が駆けつける仕組みです。

品川区は今回、KDDI株式会社の協力を得て、同社製の市販製品「マモリーノ2」を品川区版「新・まもるっち」に改良し、この4月に区内の全小学生約13,000人に貸与しました。

新型は旧型に比べて、GPSによる位置測定精度が向上。
また、学校の授業中や病院等で設定できる擬似的な電源OFFモード(防犯ブザー機能は維持)を搭載するほか、緊急地震速報の受信が可能になるなど、安全面や使い勝手などの機能が充実しました。

この「新・まもるっち」を子どもたちに紹介したのが、品川区の防犯マスコット「しなぼう」。
平成19年に誕生したキャラクターで、番犬・護衛犬としてアルプス地方で活躍するバーニーズ・マウンティンドッグをイメージして作られました。

これまで、ひったくり防止カバー「くるみちゃん」や、こども110番の家表示板のプリントなどで区民に親しまれてきましたが、今回着ぐるみが制作され、初めて子どもたちの前でのお披露目となりました。

まもるっち教室では、実際に子どもたちが防犯ブザーを鳴らして、まもるっちセンターのオペレーターと会話。「もしもの時」を想定したシュミレーションを行いました。

防犯マスコットの「しなぼう」と触れ合いながら、楽しく学んだ子どもたちは、「知らない人についていったり、車に乗ったりしない」「すぐ逃げる」などの約束事を、大きな声で確認していました。