宇宙をテーマにした特別授業を浜川小学校で開催

更新日:平成24年5月29日

宇宙をテーマにした特別授業を浜川小学校で開催
月面探査車の模型宇宙服のレプリカ宇宙日本食のセット宇宙ステーション模型矢田校長あいさつ財団法人日本宇宙フォーラムの主任調査員 渡辺 勝巳さんの講演講演を真剣に聞く児童質問をする児童スペースシャトルの模型に興味津々の児童宇宙実験棟「きぼう」の模型を説明する渡辺さんロケットの説明を聞く児童たち児童代表あいさつ
5月29日(火)、浜川小学校の体育館で、4~6年生約180人を対象に、日本グッドイヤー株式会社(所在地:港区)が企画、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が協力して開発した小学生向けプログラム「宇宙の授業」が行われました。

このプログラムは、子どもたちが宇宙や地球、生命などに関心を持つための教育活動の一環として位置づけ、宇宙と未来への夢と希望を体験・体感することで、子どもたちの心身の育成に繋げることを目的としたものです。

今年度中に全国で5校予定されており、浜川小学校がプログラムの第一回目の開催校に選ばれました。都内での開催は本校のみです。

授業の開始にあたり、矢田雅久校長は「この授業を機会に、もし宇宙に興味を持ったら、自分でいろいろ調べて勉強してみてください。この中から、宇宙飛行士や科学者を目指す人が出ることを期待しています」と挨拶しました。

「宇宙の授業」は、まず映像デモンストレーション「宇宙のフシギ~月面探査車と宇宙タイヤ~」を視聴した後、財団法人日本宇宙フォーラムの主任調査員、渡辺 勝巳さん(元JAXA宇宙教育推進室長)を講師に招き、「国際宇宙ステーションと宇宙飛行士について」をテーマに講演を行いました。 

宇宙ステーションでの生活の様子や、無重力状態での実験の様子など、興味深い映像と渡辺さんの解かりやすい解説で、会場からは時折笑いや歓声がおこりました。
質問コーナーでは、「JAXAにどうして入ったのですか?」や「宇宙飛行士になるためにはどんな試験を受けるのですか?」など様々な質問が飛び出しました。

その他、宇宙ステーションや宇宙実験棟「きぼう」、スペースシャトル、月面探査車などの模型や、宇宙服のレプリカ、宇宙日本食のセットなどが展示され、児童たちは興味津々の様子でそれぞれ説明に聞き入っていました。

児童代表として挨拶した6年生の阿部 愛花さんは、「宇宙の素晴らしさを知り、とても好きになりました。私たちが大人になる頃には、誰でも自由に宇宙に行けるようになるといいなと思いました」と、目を輝かせました。