杜松小学校ぎんなん活動で東日本大震災の支援

更新日:平成24年6月11日

濱野区長と杜松小学校の児童たち
義援金を渡す児童1義援金を渡す児童2義援金を受け取った区長濱野区長の質問に答える児童
6月11日(月)、区立杜松(としょう)小学校(豊町4-24-15)の児童達が、「ぎんなん」販売収益金寄付活動で集まった収益金の半分を、東日本大震災で被災された児童・生徒への義援金として濱野区長に届けました。

ぎんなん販売収益金寄付活動とは、本来は同校でぎんなんを収穫、販売し、収益金を世界の恵まれない子どもたちのために寄付するものです。校庭には樹齢90年以上といわれる大銀杏が3本あり、そのうちの2本が実をつける雌木。30年前から全校を挙げてボランティア活動に取り組んでおり、展覧会や学芸会の際などに近隣の方々にぎんなんを販売して、その収益金をユニセフなどに寄付してきました。近年は、アジア教育友好協会を通じて、ラオスの小学校での始業を知らせる「友情の鐘」の購入費用等に使われ、平成23年度にはこの活動が「第14回まちかどのフィランソロピスト賞」の奨励賞を受賞しました。

今年は、販売収益金の半分は例年どおりラオスに寄付し、残りの半分は東日本大震災で被災された児童や生徒の力に少しでもなれたらと義援金として寄付することになりました。

平成24年度末で同校は閉校し、近隣の3校で平成25年度に開校する小中一貫校「豊葉の杜学園」に統合されますが、児童たちは学園に移行しても、杜松小学校跡地にある大いちょうがある限り、ぎんなん活動を継承し、社会貢献活動が継続できたらと願っています。