第一回地区防災協議会会長連絡会を開催

更新日:平成24年6月27日

第一回地区防災協議会会長連絡会を開催
濱野区長あいさつ質疑応答質疑応答会議の様子
6月27日(水)、区役所の災害対策本部室で、第一回目となる地区防災協議会会長連絡会が開催されました。

区内には、各地域センターのエリア毎に13の地区防災協議会が活動しています。
これまで、それぞれの地区で、地域の実情に合わせた防災訓練を実施してきましたが、近年は訓練内容や訓練参加者の固定化、若年層の参加が少ないなど、各地区に共通した課題が発生しています。

また、昨年の東日本大震災をうけ4月18日に都が発表した、首都直下型地震等の新たな被害想定では、押し寄せる津波高と火災発生時の焼失率が、23区で一番高い数値になると公表されました。
区としても、早急に新たな防災対策を講ずる準備を進めています。

会の冒頭で濱野区長は、各地区の防災協議会会長を前に、「大規模災害が起こった場合、それぞれの地区単独では解決できない問題が発生します。隣接する地区同士の繋がりを強化することを目的に、このような協議の場を立ち上げました。皆さんの力を結集し、品川区全域での安全、安心を守るためにご尽力ください」とあいさつしました。

連絡会では、今後の地区総合防災訓練のあり方などについて話し合われました。
「スタンドパイプなど、器具の扱い方が分からないので訓練を充実させて欲しい」「災害時要援護者名簿の更新はどのように行っているのか?」「防災訓練時にけが人が発生した場合の対応は?」など、活発な意見や質問が交わされました。

またこの場では、平成25年の1月下旬から2月にかけて、震度7の地震が発生したことを想定した区内一斉防災訓練の実施も報告され、その内容などについて協議されました。