台場幼稚園園児が火災を発見!品川消防署から感謝状

更新日:平成24年9月5日

台場幼稚園園児が火災を発見!品川消防署から感謝状
台場幼稚園園児が火災を発見!品川消防署から感謝状台場幼稚園園児が火災を発見!品川消防署から感謝状台場幼稚園園児が火災を発見!品川消防署から感謝状台場幼稚園園児が火災を発見!品川消防署から感謝状
9月5日(水)、火災を発見して幼稚園教諭に伝えた区立台場幼稚園の園児に対し、品川消防署の島津幸廣署長から感謝状が贈られました。

この火災は、8月8日午後4時15分ごろ、同幼稚園の園庭に隣接する民家から出火。当時は夏休み期間の預かり保育の時間帯で、民家の見える保育室では約20人の園児が、おやつを食べ終わって食休みをしている最中でした。物が燃える臭いや、保育室の窓越し見えた煙に異変を感じた複数の園児が、幼稚園教諭に「煙が出ている」と報告。この園児たちからの言葉により119番通報しました。

消防車が来るまでの間、初期消火にあたったのは、併設する区立台場小学校の平井一浩校長ら3人。園庭のホースから目一杯水を出し、ほぼ鎮火させて延焼を食い止めました。

この日は、園児に対する感謝状贈呈式が同幼稚園で行われ、代表の年長児3人が感謝状を受け取りました。島津署長が「煙が見えた人?」と聞くと「見えた~」と約10人の園児が元気よく挙手。同署長は「火事を知らせてくれてありがとう」と感謝の意を示すとともに、「今後も何か発見したら必ずすぐ先生、または近くにいる大人に言ってください。あとは大人が何とかします」と、引き続き、有事の際には大人に知らせることを伝えました。

また、台場小学校への感謝状贈呈式は10日(月)に行われます。