「しながわ職場歩き」 八潮学園の9年生が区役所を訪問

更新日:平成24年10月24日

八潮学園の9年生が、区の若手職員と名刺交換
自己紹介ディスカッションの様子区議会の議場を見学区役所庁舎地下の免震装置の説明を聞く生徒たち
10月23日(火)、区役所に区立八潮学園の9年生5人が訪れ、区の仕事を学ぶための職場訪問を行いました。

これは、公益社団法人東京青年会議所が主催する「しながわ職場歩き」という事業で、区内に事業所や店舗を構える約50の企業が、CSR(社会貢献活動)の一環として参加しています。

対象は、中学2年生から3年生。社会人との対話を通して、自らのあり方を自覚してもらうとともに、具体的な職業観を養ってもらい、将来の進路選択の際に主体的に考え、行動してもらうことを目的に実施しています。

品川区も、「しながわCSR推進協議会」の会員として社会貢献活動を積極的に推進していることから、今回の「しながわ職場歩き」で中学生たちを受け入れることになりました。

緊張した面持ちで区役所を訪れた生徒たちを、先生役となる入区2~4年目の事務職、保育士、造園、建築、衛生監視など、様々な職種で働く5人の若手職員達が出迎えました。
それぞれ自己紹介を行い、はじめての名刺交換。生徒たちは、今日のために作った自分の名刺を、慣れない手つきで先生役の若手職員に手渡しました。

ディスカッションでは、「もしも区の職員だったら、どういう仕事をしたいか」という質問に対して、「公共施設を充実させたい」「子どもの虐待を防ぎたい」「品川のイベントを企画してみたい」など、大人顔負けのしっかりとした意見を答えていました。
また若手職員から、それぞれの仕事のやりがいや大変さなどの説明を受けると、時折うなずきながら、真剣な表情で聞き入っていました。

そのほか、防災シアターや区議会の議場、区役所庁舎の地下にある免震装置などを見学しながら、生徒たちは区役所の様々な仕事を学びました。