戸越公園でクロマツの雪つり

更新日:平成24年11月30日

戸越公園でクロマツの雪つり
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11月30日(金)、区立戸越公園(豊町2-1)で、松の雪つりが行なわれました。

雪つりとは、樹木の幹付近に支柱を立て、柱の先端から各枝へと放射状に縄を張るもの。雪が付着することで樹木の枝が折れないように、縄で枝を保持することが本来の目的です。

湿気の多い重い雪の降る北陸ではよく見かける風景ですが、降雪のほとんどない同公園では、訪れる人の目を楽しませ、伝統技法を理解してもらおうと、06年から薬医門前の3本のクロマツに雪つりを行っています。

支柱には竹が使われ、通常は頂上に梅をかたどった結びをつけて「松竹梅」と、正月に向けた縁起物とされていますが、戸越公園の雪つりでは梅ではなく、品川区の紋章を模した結びを施しています。

このほか、薬医門前には、寒くなるこの季節に花を咲かせるヒマラヤザクラがあります。現在は、つぼみが膨らみ始めており、12月中旬に開花しそうです。