戸越公園で門松づくり ヒマラヤザクラは週末開花予定

更新日:平成24年12月10日

戸越公園で門松づくり
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12月10日(月)、区立戸越公園(品川区豊町2-1)で、正月に向けての門松づくりが行われました。また、薬医門前のヒマラヤザクラも今週末に開花する予定です。

門松づくりは、切り口を斜めにした3本の竹を、松で囲むように配置します。その松を三階松という結び方でしっかり結び、下部はこもで巻いて、梅の結び目をつくり“松竹梅”を演出しています。この門松は、戸越公園正門の薬医門に置かれ、1月7日まで飾られています。

また、戸越公園では、薬医門前に2本あるヒマラヤザクラのうち1本のつぼみが膨らみ、今にも花を咲かせようとしています。すでに開花しているものもあり、公園管理者によると今月15日前後から見ごろを迎えるそうです。

この日、ヒマラヤザクラの前を通りかかった女性は「もう芽吹いているんだ。12月に咲くの? へー、不思議」と話していました。

戸越公園は、肥後国熊本藩主細川家下屋敷の跡地にあたり、当時の東庭園の一部を利用し、池を中心に丘陵、渓谷、滝などを一周する回遊式庭園で、大名式庭園の面影をとどめています。