品川区まちづくりマスタープラン(最終案)の手交

更新日:平成24年12月26日

品川区まちづくりマスタープラン(最終案)の手交
品川区まちづくりマスタープラン(最終案)の手交品川区まちづくりマスタープラン(最終案)の手交品川区まちづくりマスタープラン(最終案)の手交品川区まちづくりマスタープラン(最終案)の手交
12月26日(水)、品川区まちづくりマスタープラン策定委員会が区役所で行われ、同マスタープラン策定委員会の越澤明委員長(北海道大学大学院教授)から濱野区長へ同マスタープラン(最終案)が手渡されました。平成24年度末に決定・公表される予定です。

品川区は、平成13年3月に「品川区市街地整備基本方針」および「品川区第三次住宅マスタープラン」を策定。その後の社会状況の変化等に対応してこれらを見直すため、平成23年4月に品川区まちづくりマスタープラン策定委員会を設置しました。

委員会は、学識経験者、区内関係団体の代表および公募区民等で構成。平成25~44年度までの20年間のまちづくりについて、区民まちづくりアンケート等により区民意向を把握するとともに、パブリックコメントにより区民等から意見や提案を求めた上で、最終案をまとめました。

プランの最重要ポイントは、安全・安心を実現するための防災力の高いまちづくり。区内には災害時の火災危険度が高い木密地域が多いため、延焼遮断帯となる都市計画道路の整備を進めること等が盛り込まれました。都市計画道路については、放射第2号線、補助第28号線および補助第29号線が、都の「木密地域不燃化10年プロジェクト」で特定整備路線候補区間として選定。都と区が連携して整備および沿道の防災まちづくりを推進する予定です。

また、従来、拠点としていた大崎・五反田に加え、新たな広域活性化拠点として、品川・天王洲を位置づけました。特に品川駅南地域は、リニア中央新幹線の発着等によって今後も発展が見込まれており、観光資源となる旧東海道の宿場町の景観を保ちつつ、品川駅の南の玄関口としてふさわしい拠点性とにぎわいを兼ね備えた市街地の形成を図ること等が盛り込まれました。