品川区防災会議で地域防災計画の改訂案を承認

更新日:平成25年2月27日

品川区防災会議
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2月27日(水)、区役所で平成24年度第2回の品川区防災会議が開催されました。

防災会議は、地域防災計画の作成及び実施の推進などを目的として、各地区連合町会長をはじめ、各医師会、歯科医師会、薬剤師会や消防、警察、ライフライン事業者など60人で構成されています。

昨年11月28日に行われた防災会議の席上、「品川区地域防災計画」の素案が提示され、その後広報紙への概要掲載、パブリックコメントの実施を経て、改訂案がまとまりました。

会の冒頭、濱野区長は「東日本大震災からまもなく2年。昨秋実施した世論調査で、区民が考える一番重要な施策として、これまで常にトップだった高齢者福祉を抜き、かなり高い数字で防災対策がトップになりました。区民の関心が高まっている結果といえます。これらをふまえて、地域防災計画の改訂についてご審議いただきたい」と挨拶。

その後、防災の担当者から、昨年12月12日~1月10日まで実施したパブリックコメントの状況等について報告がありました。
この期間に集まったパブリックコメントは37通・57件にのぼり、木造密集地域における防災性の向上や、初期消火体制の強化への要望など、様々な声が寄せられたことが報告されました。

また、区民のみなさんから寄せられたご意見・ご要望は、今後の区の施策に取り入れ活かしていくことや、防災対策の内容を分かりやすくまとめた「わが家の防災ハンドブック」を全戸配付し周知をはかることなどが、会長を務める濱野区長から説明がありました。

防災会議の席で承認を受けた品川区地域防災計画は、今後製本し図書館等で公開します。