120匹の鯉が校庭の空を舞う 三木小学校こいのぼり上げ

更新日:平成25年4月20日

三木小学校こいのぼり上げ
体育館でこいのぼり上げの準備三木小学校の父親倶楽部もお手伝い今年新しく加わったこいのぼり6年生がこいのぼりをロープに取り付ける体育館からこいのぼりを運び出すこいのぼりを上げる6年生たち児童代表のあいさつ再開発の進む大崎をバックに三木小学校全景
4月20日(土)、区立三木小学校(西品川3-16-28)で、同校の伝統行事となっている「こいのぼり」上げが行われ、120匹の色とりどりの鯉が校庭の空を埋め尽くしました。

この「こいのぼり」上げは、1983年からPTAや同窓会、地域の方などの協力のもとに始められ、今年で31回目を迎えました。
数10匹からはじまったこいのぼり上げでしたが、地域の人から「家に眠っているこいのぼりも一緒に上げてほしい」と寄付されるようになり、現在は総勢120匹をかぞえます。

こいのぼりを空に上げる役目は最高学年の6年生48人。
在校生の父親たちで組織される父親倶楽部や、PTAなど約40人の手を借りながら、まず体育館で、床いっぱいに広げられたこいのぼりを、およそ40メートルある3本の長いロープに一人ひとりが取り付けます。
その後校庭に運び、全員で「こいのぼり」の歌を合唱。先生の合図で順々に手を離すと、勢いよく空へ舞い上がりました。

風にそよぐ120匹のこいのぼりが頭上を舞う中、代表の児童が「こいのぼり上げに参加したくて、この学校に入りました。今日は本当にうれしい気持ちでいっぱいです」とあいさつ。
そして児童全員で、今日のこいのぼり上げのために集まってくれた同窓会やPTA、地域の人たちに「ありがとうございました」と大きな声で感謝の気持ちを伝えました。

最初のこいのぼり上げから参加している、三木小学校同窓会の小柴則行会長は、「今日は力自慢のお父さん方のおかげで、例年より高くこいのぼりが上がりました。ゴールデンウィーク中も、風で絡まったこいのぼりを直したり、お父さん方にはまだまだ活躍してもらいますよ」と笑顔で語りました。