品川歴史館 子ども歴史展示コーナー等開設中

更新日:平成25年7月24日

品川歴史館企画展「収蔵庫の宝物展」
収蔵庫の宝物展「足を運ぶ-入場券」霊峰富士と品川の富士講子ども歴史展示コーナー-生活道具に触れてみよう土器や貝がらにさわってみよう
品川歴史館では、常設展示の中に「子ども歴史展示コーナー」「日本の霊峰富士と品川の富士講」「収蔵庫の宝物展~時・人・物を運ぶ~」と3つの展示コーナーを開設中です。その一部を紹介しますので、ぜひ足をお運びください。なお、これらの展示コーナーは、10月6日までの開設となります。

1.子ども歴史展示コーナー
 「大昔の土器や貝がらにさわってみよう」コーナーでは、品川区で出土した土器片や貝がら、石斧などに直にさわることができます。
 「昭和の生活道具に触れてみよう」コーナーでは、米、豆、そば、木の実などを挽いて粉にする「石臼」や、草や木の実をすりつぶして薬をつくる「薬研」(やげん)の体験ができます。

2.日本の霊峰富士と品川の富士講コーナー
 富士山は、6月22日にユネスコの世界文化遺産への登録が決定しました。登録名は「富士山-信仰の対象と芸術の源泉-」です。そこで登録記念として品川と富士講との関わりに関するコーナーを設けました。
 品川神社境内には、区指定有形民俗文化財である品川富士があります。これは品川宿の丸嘉講の講員によって明治2年に造られた富士塚です。この展示では、歴史館が収集した富士山に関する錦絵や、丸嘉講から寄贈された富士講関係史料から「品川と富士山」の関わりを振り返ります。

3.収蔵庫の宝物展~時・人・物を運ぶ~
 今回は「はこぶ」をテーマに展示しています。
 「時を運ぶ」「人を運ぶ」「足を運ぶ」「物を運ぶ」「液体を運ぶ」「食べ物を運ぶ」等、いろいろな「はこぶ」があります。これらについての所蔵品を展示しています。中には、「人を運ぶ-切符」として、”巨人軍結成五周年記念 職業野球無料入場券”や「液体を運ぶ-徳利、ガラス瓶」といった興味深いものも見受けられます。

品川歴史館 
住所 品川区大井6-11-1 電話03-3777-4060
観覧料 一般 100円 小中学生 50円  品川区立の小中学生、70歳以上、障がいのある方は無料
時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日、9月17日(火)、9月24日(火)