清泉女子大学と連携・協力に関する包括協定を締結

更新日:平成27年3月18日

協定書を持つ区長と学長
協定書にサインをする区長と学長談笑する区長と学長懇談の様子
清泉女子大学(東五反田3-16-21)と品川区が3月18日(水)、品川区役所で、教育・文化、健康福祉、環境、まちづくりなどの施策における包括的な連携・協力に関する協定を締結しました。

濱野健 品川区長と杉山晃 同大学長が協定書に調印。品川区における地域社会の課題解決や同大学における教育・研究機能の向上のため、双方が連携・支援および協力しながら事業を展開していくことなどが確認されました。

同大学は、平成19年6月に区と「災害時における学校施設の使用に関する協定」を締結すると、東日本大震災の時、JR五反田駅周辺の帰宅困難者70人以上を受け入れました。その他、平成19年3月「清泉女子大学の学外教育活動協力に関する覚書」、平成22年6月「地域協力演習に関する協定」など、これまで、大学の各学部・教授と区の各部署との間で、様々な協定等が締結されてきました。

今回、包括的な協定を締結するにあたり、「今後は、包括的に協力し合い、連携をより深めることで、大学と区の発展につなげたい」と濱野区長が語ると、杉山学長は「これまでも、(区事業への)ボランティア活動などを通じて、学生たちの主体性や社会性を育てることに役立ってきた。地域の発展のため、さらに連携を強めたい」と、地域社会への貢献に対する強い思いを語りました。

また、「カリキュラムの充実のために、区の意見も参考にしてみたい」「定期的な意見交換の場を設けたい」など、今後の連携に向けて積極的な意見が取り交わされました。

品川区は、平成24年10月に星薬科大学(荏原2-4-41)、平成25年11月に立正大学(大崎4-2-16)と連携・協力に関する包括協定を締結していて、今回で3校目となります。