品川区医療安全講習会が10月20日(火)、区役所で行われ、区内の診療所・歯科診療所の管理者など約200人が参加しました。

この講習会は、品川区医師会、荏原医師会、東京都品川歯科医師会、東京都荏原歯科医師会、品川区の主催で、医療の安全に関する情報提供と意識の啓発を目的に、平成22年度より開催しています。今年は、「もつれない患者との会話術～患者対応と法的根拠～」と題し、東京女子医科大学附属青山病院・附属成人医学センターの大江和郎 前事務長が講演を行いました。

講演では、医療機関におけるクレームについて、対応が困難になってきているクレームの現状やクレーム発生のプロセス、クレームを減らすための心得などを、過去の事例や法的根拠を紹介しながら分かりやすく解説。参加者は、メモをとりながら熱心に講演を聞いていました。