伊藤小学校 戦争を語る会

更新日:平成28年2月12日

2016戦争を語る会の様子
話をする8期生竹馬の説明疎開中に描いた絵を見せながら説明当時の学校での様子を話す質問する児童一緒に給食を食べて交流
伊藤小学校(西大井5-6-8)で2月12日(金)、同校8期生8人が6年生60人を前に自らの戦争体験を語りました。

この日の授業では、最初に明治以降の戦争の歴史を紹介。その後、写真や戦時中の絵などをスライドで見せながら、自分たちが体験した戦争中の様子や遊び、疎開先での出来事、空襲のことなどを次々と語りました。

児童たちは、「親と離れて疎開して寂しかったこと」「食べるものがなくてひもじい思いをしたこと」「一粒の大豆がとてもおいしかったこと」など、終戦当時自分たちと同じ年だった大先輩が語る話を神妙に聞いていました。

最後の質疑応答では、次々と手が挙がり「自分が、兵隊に取られるかもしれないという恐怖はありましたか」「戦争をしないために、小学生でもできることはなんですか」など、真剣に質問。授業終了後は、一緒に給食を食べながら「昔の遊び」や「生活」など、様々な話を聞き、異世代の交流をしました。