「精一杯大きな声で心を込めて」わんぱくパトロール 入隊式・出発式

更新日:平成28年7月21日

入隊式を終えて記念写真
濱野区長から全員に入隊証の交付濱野区長から首に入隊証をかけてもらう隊員濱野区長のあいさつ荏原警察署からのあいさつあいさつを聞く隊員となった児童たち応援にかけつけたワタナベジムの皆さん出発式での代表児童のあいさつ先導する白バイ、パトカーの皆さん関係者に見送られて出発
わんぱくパトロール隊の入隊式・出発式を、7月21日(木)、区役所で実施しました。

 わんぱくパトロール隊は、「児童が生活安全パトロール車に同乗して、子どもの目線で捉えた防犯広報活動を行うことにより、防犯の重要性を体験して自らの防犯意識を向上させること」を目的に平成17年度から実施しているもので、本年は12回目となりました。
 
 本年は、区立10小学校の4年生から6年生、40人がわんぱくパトロール隊員として、夏休み期間中の7月21日(木)から29日(金)まで、土・日曜日を除く7日間にわたり、生活安全パトロール車に同乗して、生活安全パトロールを体験するだけでなく、自らマイクを持って防犯活動や歩きたばこ防止の広報活動を行います。

 入隊式には、隊員とその保護者や学校関係者、合計約100人が出席。濱野区長が40人の隊員一人ひとりに笑顔で「頑張ってください」と声をかけて、首に入隊証をかけました。

 濱野区長は、隊員の子どもたちに「わんぱくパトロールでは、パトロール車からまちの皆さんにいろいろと呼びかけてください。大人は、同じ大人から何か言われると“何言ってんだ”と思ってしまう場合もあります。でも子どもたちから言われると素直に聞くこともあります。皆さんにはそういう力があります。夏休みの貴重な時間をまちのために、人々のために隊員として働きをしてください。この経験が皆さんの成長の中で役に立つことになると思います。頑張ってください」と優しく語り掛けました。保護者の皆さんには、「子どもたちが自宅へ帰ったら労いの言葉をかけてください。そして、パトロールがどうであったか感想を聞いてあげてください」とあいさつしました。

 会場には西五反田にジムを構え、区の自主的防犯活動団体に登録しているワタナベボクシングジムの関係者8人も応援に訪れ、「私たちは、ロードワークの時に防犯たすきを着用して、五反田のまちをパトロールしています。皆さんもわんぱくパトロールでの呼びかけ、頑張ってください」とエールを送りました。

 入隊式後、場所を駐車場に移し出発式を行いました。パトロール車を先導する荏原警察署の白バイ隊とパトロールカーの乗務員の紹介に始まり、隊員を代表して、日野学園6年生金山令さんと野々山結衣さんが「私たちの住む品川区で少しでも犯罪が減るように、そして、皆が安全で安心に暮らせるように、精一杯大きな声で心を込めて、広報活動やパトロールを頑張ります」と宣誓。関係者が見守る中、大きな拍手に送られて、3台の生活安全パトロール車は区役所を出発しました。