都心のものづくり企業が集結 5区合同「ものづくり商談会」開催

更新日:平成28年9月6日

ものづくり商談会全景
商談の様子製品のアピール新しい出会いから新しい企画へ
品川・目黒・板橋・江戸川・北区の中小製造事業者を対象とした「ものづくり商談会~企業間マッチング会~」が平成28年9月6日(火)、品川産業支援交流施設「SHIP」(北品川5-5-15)3階の大崎ブライトコアホールで行われました。

 この商談会は、中小企業製造事業者の企業間のネットワークを再構築し、企業活力を増進することが目的で過去6回開催されています。7回目となる今回は、全体で発注49社と受注74社の計123社が商談を行いました。

 商談は1回20分で、最大5回行うことができ、組み合わせについては、事前に提出された各企業のPR用紙を参加企業に配布。その上で区に通知された商談先希望や各企業の特性を事務局が考慮し、受注側、発注側のマッチングが行われました。また、ものづくりには欠くことのできない試験等を行う東京都立産業技術研究センターも相談窓口を設け、高品質な技術支援と、中小企業の製品・技術の競争力向上をバックアップしました。

 品川区では、この商談会において区内企業間で新たな取引が発生した場合、発注者に取引額の5%、最大100万円を限度に区が助成します。また、東京都立産業技術研究センター(江東区青海2)の利用料等に対する助成金もあり、ものづくりへの多角的な支援をすすめています。

 本日、発注・受注企業として参加した株式会社 京浜工業所(東大井2-13-8)の内田取締役副社長は「商談会には何度か参加しているが、年々最先端技術への要望が増えてきている。新しい出会いを大切にして、一つ一つ形にしていきたい」と意気込みを語りました。