～おいらん道中(24日)・江戸風俗行列(25日)で江戸時代にタイムスリップ～

　第26回「しながわ宿場まつり」が平成28年9月24日(土)・25日(日)、かつての旧東海道品川宿にあたる八ツ山（北品川1）から青物横丁（南品川3）で行われました。

　しながわ宿場まつりは、東海道五十三次で最初の宿場町として栄えた品川の伝統と文化遺産を若い世代に伝え、地域を活性化させようと始められた催しです。主催は、北品川本通り商店会、北品川商店街協同組合、京急新馬場商店街振興組合、青物横丁商店街振興組合。期間中は、聖蹟公園(北品川2-7-21)で日本全国の物産展が一堂に会する「日本各地の恵み」やライブステージが開催されるなど、各所で様々な催しが行われ、両日で、約10万人の人出で賑わいました。

　24日には、大勢の見物人で賑わう「おいらん道中」を開催。5人のおいらんが、東海道八ツ山口(京浜急行線 北品川駅前)から品川橋(北品川2)まで約1キロメートルの道のりを歩きました。

　25日には、恒例の「江戸風俗行列＆交通安全パレード」を開催。交通安全パレードでは、ものまねタレントの福田彩乃さんが品川警察署一日署長を務め、赤いオープンカーに乗ってパレードを先導し、交通安全を訴えました。

　また、江戸風俗行列では、公募で選ばれた約100人が武士・町人・町娘・岡引・飛脚などに扮したほか、濱野区長も水戸黄門に扮装して、品川寺(ほんせんじ、南品川3)まで約2キロメートルにわたり旧東海道を練り歩きました。また、今年は、区内の大使館・領事館も江戸風俗行列に参加。マケドニア共和国大使館(東五反田5)のアンドリヤナ・ツヴェトコビッチ大使はあでやかな着物を着て、ブラジル共和国総領事館(東五反田1)のレオナルド・コラレス代理領事はサムライになりきり、それぞれ江戸時代の日本を疑似体験していました。

　そのほか、品川寺で火渡り荒行や野点が行われたり、鉄砲隊や和太鼓の演武が行われたりと、江戸時代にタイムスリップした旧東海道品川宿を来場者は満喫していました。

　なお、北浜公園では、しながわ百景リニューアル投票所も設置され、大勢の方が投票をしていました。しながわ百景リニューアル投票は、10月11日(火)まで受け付けています。投票参加者の中から抽選で50人の方に区制70周年記念「しながわ百景」オリジナルフレーム切手(予定)をプレゼント。ぜひ、投票に参加してください。