御殿山小学校でオリンピアンの田中理恵さんが体操の基礎を指導

更新日:平成28年11月20日

決めのポーズ
田中さんあいさつ準備運動でジャンプ田中さんによるデモ側転にチャレンジ後転にチャレンジマット運動跳び箱にチャレンジ手つなぎ鬼で親睦を深める田中さんと記念撮影
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、ゴールド街づくりパートナーの三井不動産(株)が主催する「三井不動産スポーツアカデミー for Tokyo 2020」が平成28年11月20日(日)、御殿山小学校(北品川5-2-6)で開催され、1~5年生57人が汗を流しました。

 このスポーツアカデミーは、三井不動産(株) が主催、(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会協力のもと実施するスポーツ教室です。同社は、スポーツをとおして新しいつながりを生みだし、コミュニティを活性化させる「スポーツの力」を活用した街づくりを推進。また、スポーツに対する興味や関心を育てることで、オリンピック・パラリンピックの観戦やボランティア参加の促進に貢献することを目的としています。第4回を迎えるスポーツアカデミーには、オリンピアンの田中理恵さんを講師に招き、体操アカデミー(教室)が行われました。

 開会式で藤井校長が、「スポーツは、“する” “見る” “支える” “学ぶ”の4つから成り立っています。今日はこの4つをすべて体験できるのでしっかり励んでください」とあいさつ。続いて、講師の田中さんは、始めたころは体操が苦手だったことを打ち明け「何度も練習をし、挑戦を続けることが大事。今日はみんなで体操を楽しみましょう」と努力することの大切さを児童たちに伝えました。

 体操アカデミーでは、マット運動と跳び箱運動の体験教室が行われました。マット運動では、“前転”“後転”“開脚前転”“開脚後転”“側転”が行われ、田中さんは、手のつき方や自分のおへそを見ることを意識するなど「コツ」をアドバイス。また、跳び箱運動では、開脚とびの「コツ」が伝授されました。
 児童たちは、田中さんのアドバイスを思い出しながら、それぞれの運動に挑戦。低学年の児童たちは、初めての運動に戸惑いながらも何度も果敢に挑戦し、中・高学年の児童たちは、見る見るうちに上達して田中さんを驚かせました。どの運動でも最後に胸を張って決めのポーズをすると、児童たちの顔も誇らしげでした。児童たちは、田中さんとふれあったり質問したりと、充実した一日を過ごしました。

 参加した4年生の女子児童は、「運動が好きなので参加しました。体操は得意だけど、田中先生の話を聞いてうまくなれたし、体を動かせて楽しかった」と笑顔で感想を話してくれました。