しながわ人権のひろば2016 人権メッセージ・作文発表会

更新日:平成28年12月4日

人権作文朗読する大和さん
人権作文朗読する安里さん人権作文朗読する松山さん表彰される人権メッセージを読み上げた宮澤さん人権ポスターを見る親子浜川中学校の人権ポスター人権標語を見る親子思い思いの人権ポスター人権啓発パネル展小中学生人権標語/ポスター展
しながわ人権のひろば2016「小学生人権メッセージ・中学生人権作文朗読」と映画「もういちど」のDVD上映会が平成28年12月4日(日)、荏原文化センター(中延1-9-15)で開催されました。

 この催しは、12月4日(日)~10日(土)の人権週間に合わせ、区民の人権尊重思想の普及高揚を図り、平和で心ゆたかな人間尊重社会の実現を目指すことを目的に、品川地区人権擁護委員会と区が主催しています。今回発表された作品は、「第23回子どもたちの人権メッセージ」「平成28年度全国中学校人権作文コンテスト東京都大会」における品川区代表4作品。出席した4人の児童・生徒が自分の作品を朗読しました。

 浜川中学校7年生の安里さんは「友達との接し方」という作品で、小学生の時に経験した障害のある転校生との関わり方として、「障害の有無にかかわらず、お互いを尊重し合うことが大切」とまとめました。

 荏原第六中学校7年生の大和さんは「ハンディに負けない」という作品で、障害のある弟と一緒に育ったことで「ハンディのある人を特別な目で見ない」「相手の気持ちを理解する」などのことが出来るようになったと自身の成長を語りました。

 冨士見台中学校8年生の松山さんは「ささいな事から始まること」という作品で、コミュニケーションアプリでのトラブルから、「相手を思いやる気持ち」と「直接本人と話せる勇気」の必要性について発表しました。

 大井第一小学校6年生の宮澤さんは「言葉で変わる相手の気持ち」と題し、言葉の持つ影響力を唱え、「相手が喜ぶ言葉、喜ばない言葉を意識して、みんなの気持ちを考えて言葉を発したい」と訴えました。

 また、「小中学生人権標語・ポスター展」および「人権啓発パネル」を12月3日(土)~5日(月)、同センターのレクリエーションホールで開催。12月6日(火)からは、会場を大井町駅前のきゅりあん(東大井5-18-1)に移し、8日(木)まで展示されます。他にも、期間中、人権擁護委員による人権身の上相談や女性弁護士による法律相談、家庭教育講演会など、様々な催しが開催されました。