品川区新製品・新技術クラスターフェア開催

更新日:平成29年2月2日

平成28年度メードイン品川ブランド認定企業の製品
メードイン品川について説明する中川原副区長新製品・新技術クラスターフェア会場出展企業の説明ロボットの展示出展企業の説明を聞く参加者特別講演会「産学連携成功の秘訣」
第13回「品川区新製品・新技術クラスターフェア」が平成29年2月2日(木)、大崎ブライトコアホール(北品川5-5-15)で行われました。

 このフェアは、区と(一財)品川ビジネスクラブ、JETRO(日本貿易振興機構)が共催し、京浜工業地帯発祥の地である大崎で毎年開催されています。品川区の助成金採択企業を中心に、ものづくり・ソフトウェア分野の最新・先端技術が展示されるとともに、出展企業18社によるプレゼンテーションも行われ、大手企業・研究機関等の来場者と活発な交流が行われました。

 平成28年度メードイン品川ブランドに認定された企業によるプレゼンテーションでは、(株)アドバンスクリエートの佐藤社長が製品の魅力を紹介しました。区を代表して会場にかけつけた中川原副区長は、「メードイン品川は、品川の高い技術力を応援するために始まりました。品川の技術はすごいということを発信していきます」とあいさつしました。

 特別講演会では、ものづくりなどの産業の魅力に引き込まれ様々な製品を生みだしてきた、東北大学大学院工学研究科の堀切川 一男(ほっきりがわ かずお)教授が「産学連携成功の秘訣~仙台堀切川モデル~」と題し講演を行いました。

 同フェア内で「ビジネス創造コンテスト(一般枠)」の最終プレゼンテーションも実施され、158件の応募から選ばれた、様々な社会課題を解決するための研究・開発アイデアが11件発表されました。厳正な審査の結果、(株)ファンクションの「女性の心と体を守る非常時用防災備蓄下着レスキューランジェリーを全国そして世界の女性に届けたい」が最優秀賞に選ばれました。

 また、小学生、中・高校生が対象となった同コンテストの区民枠の表彰式も合わせて行われ、「こんなものがあったらいいな」という身近なアイディア98件から選ばれた長倉史弥さんの「まもるっち DE 見守りサービス」(小学生以下の部)、松岡カノンさんの「Info 目tion」(中・高校生の部)がそれぞれ最優秀賞に輝きました。


【平成28年度 メードイン品川ブランド認定製品・技術】
(株)社アドバンスクリエート 停電時自動点灯LED電球(南品川6-4-10)
・電球に供給されている電源が切れた際、原因がスイッチによるものか停電によるものかを判断し、停電時は内蔵されている充電式電池により自動的に点灯する技術