豊葉の杜学園6年生が模擬選挙を体験

更新日:平成29年2月7日

本番の投票所さながらの会場
受付、名簿対照係開始宣言バロット係投票管理者、投票立会人開票の体験投票用紙が開いていることを確認
豊葉の杜学園6年生が平成29年2月7日(火)、模擬選挙「世界にほこる品川を目指す区長選挙」を体験しました。

 この模擬選挙は、将来の有権者である子どもたちの政治意識の醸成を図り、若年層の投票率向上につなげることが目的です。今回は「世界にほこる品川を目指す区長選挙」がテーマ。候補者は、住民の声を区政に反映させるため「公共施設に目安箱を設置する」などの公約を掲げた二葉太郎(ふたばたろう)氏、「文化芸術のまち、そして子育てしやすいまちに!」をスローガンとする豊葉子(ゆたかようこ)氏、医療・福祉・教育の充実を目指す戸越杜男(とごしもりお)氏という架空の3人です。児童たちは、パンフレットや選挙公報を用いて事前に選挙について学習を行ってきました。

 会場となった同学園の武道場には、実際の選挙で使用する投票箱、投票記載台、投票用紙交付機が設置されました。また、投票管理者、投票立会人を児童たちが務めるなど、本番の選挙さながらの雰囲気で行われました。

 品川区明るい選挙推進協議会の若年層啓発推進室のメンバーが講師を務め、児童たちは指導を受けながら、緊張した様子で投票用紙に候補者氏名を書き、投票箱へ一票を投じていました。開票の体験では、投票箱に折り曲げて入れた投票用紙が、きれいに開いていることを目の当たりにして、不思議そうな表情を見せる児童も。そのほか、投票所の時計に目隠しがされていることや無効票になる投票用紙の書き方など、クイズ形式による分かりやすい解説も行われ、選挙について多くのことを学んでいました。

 模擬選挙を終えた児童は、「今まで選挙には興味がなかったけれど、18歳になったら投票に行きます」「選挙の流れや工夫されていることが分かった」など感想を話していました。