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第一日野幼稚園でお茶会

更新日:2017年3月3日

礼儀正しくお茶会を体験
お茶会は礼のあいさつから始まる指をついて礼から始まる最初はお菓子をいただくおいしいお菓子に舌鼓さあ、どうぞお召し上がれお茶の飲み方を教わるちょっと苦い抹茶を味わう初めての抹茶体験は
区立第一日野幼稚園(西五反田6-5-6)で、平成29年3月2日(木)、オリンピック・パラリンピック教育の一環としてお茶会が行われ、5歳児クラス29人、4歳児クラス31人の園児が日本の伝統文化を楽しみました。

 同園には、インドネシアやフィリピン等、外国籍の園児が通園していることもあり、万国旗や地球儀を利用して、日頃から他国の文化に触れるなど、グローバルな関わりがあります。この日のお茶会は、茶道体験を通して日本の伝統文化、とりわけ「和の心」を育むことや「おもてなしの心」を養うことを目的に開催されました。

 お茶会は洋室の一部に畳を敷き会場とし、「さくらさくら」や「お江戸日本橋」等の琴の音をBGMに流し、日本的な雰囲気を醸し出し進められました。大多数の園児にとって、お茶会体験は初めてとあって、緊張感が漂います。講師を務めたのは、公益財団法人三徳庵が運営する、大日本茶道学会教授の宮寺陽子さんです。

 最初は5歳児です。数名ずつグループとなりお茶会を体験しました。正座をして、「よろしくお願いします」とあいさつから始まり、講師から男女で指のつき方が異なることを学びました。「明日はひなまつりです。お抹茶とお菓子を楽しんでください。ひなあられと芋ようかんを用意しました」と紹介され、お菓子が出されました。隣の人に「お先にいただきます」と声をかけることも教わりました。甘いお菓子を口にして、頬が緩み、おいしそうな表情を見せる園児たちの姿が印象的でした。

 続いて抹茶です。講師のお点前をじっと見入ったり身を乗り出してのぞき込む園児も見られました。いよいよ一人ひとりに抹茶が点てられました。教わった作法のとおり、椀を口にする姿は愛くるしいものがあります。中には初めての抹茶に思わず“苦い”といった表情になる園児もいました。
 最後に「ありがとうございます」とあいさつをして終了です。ここで、講師から「“ありがとう”の気持ちが一番大切です」と感謝の気持ちを持つことが重要であることを教わりました。立つ時に慣れない正座にふらつく園児もいました。

 5歳児に続き4歳児の番です。同じ作法でも5歳児とは落ち着きが違うのが分かります。正座に慣れなかったり、そわそわしたりする園児もいます。しかし担任の先生によると「いつもの振る舞いとは違います。落ち着いた雰囲気を感じているのでしょうか、空気が違うのが分かるのでしょう」とのことです。
 お茶会を初めて体験した園児は、「お菓子もお茶もおいしかった。でも正座は少し足がしびれた」と話していました。
 渡辺佳子園長は、「当園では、外国の文化に触れるだけでなく、園児たちが節分やひなまつりといった日本の伝統行事や、羽根突き、こま回し等の遊びを折りに触れ体験することによって、一年を通じて日本の伝統文化を知る。そして、“おもてなしの心”を養うようにしています。今日のお茶会もいい体験になったと思います」と話していました。