品川介護福祉専門学校 卒業証書・称号授与式

更新日:平成29年3月8日

片岡校長から卒業証書・称号の授与
卒業証書・称号授与式卒業証書・称号を受ける卒業証書・称号を授与する片岡校長品川区長賞の授与品川区社会福祉協議会会長賞の授与校長賞の授与片岡校長の式辞濱野区長の来賓祝辞大沢区議会議長の来賓祝辞卒業生の答辞全員で校歌を斉唱在校生のセレモニーを聞く卒業生
品川介護福祉専門学校(西品川1-28-3)で、平成29年3月8日(水)、卒業証書・称号授与式が行われました。

 同校は、社会福祉法人品川区社会福祉協議会が設置・運営する、介護福祉士を養成する2年制の専門学校で、平成7年に開校。これまでに700人を超える介護福祉士を世に送り出してきました。
 本年度、第21期の卒業生は29人。2年間の教育で介護に関する専門的知識および技術を習得し、「介護福祉士」としての資格を取得しこの日を迎えました。

 式典では、最初に片岡玲子校長から卒業生全員に卒業証書と専門士の称号の授与が行われました。続いて、在学中に学業に精励し極めて優秀な成績を収めた学生に、品川区長賞、品川区社会福祉協議会会長賞、校長賞等が授与されました。
 
 片岡校長は、式辞の中で卒業生に向け「この2年間、ここ品川で得た多くの人々との絆を大切にしてください。皆さんは国家資格を取得したといっても、社会に出ればまだ新人です。職場の諸先輩の知恵と経験を謙虚に学び、より良い地域福祉サービスの担い手となれるよう、これからも研鑽(さん)することを忘れずに続けてください。そして、本校の教育目標の一つである“生命と人権を尊重し、全人的にその存在を理解する”介護を心に留めて活躍することを期待します。これからも心身共に健康に留意し、地域福祉の場で健闘されることを心より祈念します」とあいさつしました。

 来賓として出席した濱野区長は、介護福祉専門学校の成り立ちを振り返り、その存在意義を話した後、「卒業生の皆さん、これから社会に出て辛いことや投げ出したいこともあるかもしれません。そんな時は、これまで育ててくれた家族のことや、共に学んだ仲間のことを思い出し、試練を乗り切ってください。そのためには健康を維持することが第一です。日頃から健康に留意して、活躍されることを祈っています」と祝辞を述べました。

 在校生の送辞の後に、卒業生を代表して答辞のあいさつに立った大風一将さんは、信頼関係の大切さを学んだ実習先での思い出や、クラスメイトと学んだ授業など、2年間の学校生活を振り返りました。そして、指導してくださった諸先生方や事務職員の皆さんへ感謝の気持ちを述べ、「私たちは介護福祉士として、地域福祉の良き担い手となれるよう頑張ります」と今後の抱負を語りました。

 なお、卒業生の内、28人は区内の社会福祉法人への就職が決まっており、他の1人も区外での就職が内定しています。