第33回品川区防災フェア開催

更新日:平成29年3月11日

品川纏保存会の皆さんと濱野区長
区民消火隊・区民ミニポンプ隊感謝状贈呈式の様子ミニ救急車乗車体験コーナーはしご車乗車体験撮影コーナー救命体験消火器射的ゲーム区職員による炊き出し訓練自衛隊による炊き出し訓練消防ハイパーレスキューによる救出訓練
品川区防災フェアが平成29年3月11日(土)、しながわ中央公園と区役所防災センターの3会場で行われ、朝から大勢の家族連れなどでにぎわいました。

 このイベントは今回で33回目。東日本大震災から得た教訓を忘れないため、この時期に各防災関係機関と協力して開催しています。

 オープニングセレモニーでは、冒頭、東日本大震災の被災者へ1分間の黙とうを行い、その後、長年にわたり区民消火隊員、ミニポンプ隊員を務めた区民へ、濱野区長から感謝状を贈呈しました。濱野区長は隊員たちの日頃の尽力に感謝の言葉を述べ、「自然災害は防ぐことはできませんが、災害に備えることで被害を最小限にとどめることはできます。これからも、力を合わせて地域の安全・安心のために行動していきましょう」と力強く語りかけました。

 各会場では、まとい振りの実演や、はしご車の乗車体験、地震体験車による地震体験、ハイパーレスキュー隊による訓練披露などのほか、防災に関するブースが並び、区と自衛隊による炊き出しも行われました。

 はしご車乗車体験をした西大井に住む小学3年生の男の子は「すごく見晴らしがよかった。楽しかった」と大喜びでした。アルファ化米を使ったカレーの炊き出しも大好評で、用意した600食はすぐに品切れとなりました。カレーを食べた女性は「おいしいです。普通のご飯と変わりません」と非常食の味に満足した様子でした。