区立中学校と義務教育学校で平成28年度卒業証書授与式

更新日:平成29年3月17日

加藤校長から全員に卒業証書を手渡し
加藤校長の式辞濱野区長の祝辞PTA会長の祝辞卒業生代表による答辞卒業生による合唱を指揮する吹奏楽部による演奏校歌を斉唱する卒業生保護者の皆さん荏原第五中学校校歌
区立中学校9校と義務教育学校6校で、平成29年3月17日(金)、卒業証書授与式が行われました。荏原第五中学校(旗の台5-11-13)では、第70回目の卒業式となり、本年は4クラス108人が同校を巣立っていきました。

 式場となったアリーナでは、7・8年生と保護者、地域の皆さん等が待つ中、吹奏楽部の演奏するエルガーの「威風堂々」に合わせ、万雷の拍手に迎えられ卒業生が入場しました。

 卒業証書の授与では、厳かな中、担任の先生から氏名が読み上げられると、卒業生はアリーナに響くような大きな声で「ハイ」と返事をして壇上に上がり、加藤敏校長から一人ひとりに卒業証書が手渡されました。

 加藤校長は式辞の中で、入学からこの3年間を、“皆が素直であった”ことと“優しさを上手に表現できる人が多かった”と振り返り、「今日ここに皆さんを誇りを持って送り出せることに感謝します。卒業は新たな始まりの時でもあります。顔を上げ、潔く、常に前を向いて、自らの可能性に挑戦し続けてください」と、卒業生に門出の言葉を贈るとともに、これまで3年間見守ってくれた保護者や地域の皆さんに謝意を述べました。

 来賓としてあいさつに立った濱野区長は、「変化の激しい社会の中で大切なことは、変化にとらわれない、振り回されない“不動の心”を持つことであります」とし、「これから皆さんが成長するためには、人の話を素直に聴き、その中から養分を吸い取って身体に入れ、成長の糧にすることを忘れずに前に向かって進んでください」と、お祝いの言葉を贈りました。

 在校生を代表して8年生の辰巳聖さんの送辞に答えて、卒業生代表の水島陽菜さんは、これまでの3年間の思い出を振り返り、先生、保護者、お世話になった地域の皆さんへ感謝の言葉を述べ、「今の私があるのも皆さんのお陰です。これからも素直な心をもって、自分を磨き続けていきます」と今後の抱負を語り、「私は荏原五中が大好きです。卒業しても五中の生徒としての誇りを胸に新しい世界で輝き続けることを誓います」と締めました。

 続いて、全員で「仰げば尊し」「旅立ちの日に」を合唱、最後に「荏原第五中学校校歌」を斉唱して、厳かな中、式典は幕を閉じました。