「おたがいさま運動」学習会を大井第一小学校で実施

更新日:平成29年6月29日

車イスでマットの段差を上がる体験
車イス体験の説明目隠しをした状態で段差を体験話しを聞く児童たち車イスに乗る人、介護する人、両方の立場を体験目の見えない状態を体験目の見えない人を助ける体験
「おたがいさま運動」の学習会が平成29年6月29日(木)、大井第一小学校(大井6-1-32)で行われ、3年生136人が参加しました。

 おたがいさま運動は、困っている人がいたら助ける、困ったときは「助けて」と言える、そんなことが当たり前にできる「支え合いのまちづくり」を区民みんなで進めていくための運動です。子どもたちは、事前に普及啓発DVD「みんなができる“すべての人にやさしいまちづくり”について考えよう!」を見た上で学習会に臨みました。

 学習会の最初に、木村校長から「自分の幸せだけでなく、他の人の幸せも考えて生きてください。まちの人の幸せのために何ができるかを考えましょう」とあいさつ。

 講師の品川区社会福祉協議会の職員からは、視覚や下肢に障害のある方への接し方や対応の仕方の説明を受けました。その後、二人一組になり“アイマスクを付けての体験”と“車いす体験”を実施し、「相手を思いやる」ことの大切さを学びました。

 子どもたちからは「アイマスク体験で目の見えない人の気持ちが分かった」「目の不自由な人や体の不自由な人の気持ちが分かったので、これからは困っている人がいたら助けていこうと思った」などの感想が寄せられました。

 この学習会は、区立学校で今年度8回開催を予定しています。また、「おたがいさま運動」普及啓発用DVDはYouTube品川区公式チャンネル「しながわネットTV」で公開しています。ぜひご覧ください。