ブラインドサッカー出前体験教室 開催

更新日:平成29年7月9日

声を掛け合いながらボールを扱う
アイマスクを着用した状態でのコミュニケーションを学ぶブラインドサッカーを体感指示出しをしながら練習仲間の指示を受けながらブラインドサッカーを体験防御の態勢を学ぶ集合写真
ブラインドサッカー出前体験教室を、平成29年7月9日(日)、しながわ中央公園(区役所前)で開催しました。
 
 ブラインドサッカー出前体験教室は、パラリンピック正式競技であるブラインドサッカーの認知度向上と、障害者スポーツへの理解を深めることを目的とし、区内で定期的に活動している団体を対象に、日頃活動している場所に講師等を派遣する事業です。平成27年度から実施しており、今年度は初めての開催となりました。

 この日は、品川区フットサルリーグ所属チームの約30人が参加。現役ブラインドサッカー選手の寺西選手らの指導のもと、体験者はアイマスクを着用した仲間に、声だけで体操の動きを指示したり、ボールの場所や蹴る方向を伝えるなど、ブラインドサッカーの基本を体験。参加者は教室を通して言葉で伝えることの難しさや、声を掛け合うことの大切さを実感した様子でした。
 
 体験者からは、「実際に体験してみると想像以上に難しく、寺西選手の状況把握能力の高さなどがよくわかった」「具体的に指示を出さないと自分の意図が相手に伝わらないことが分かり、よい勉強になった」などの声が聞かれるなど、ブラインドサッカーへの関心を高める体験会となりました。
 
 今年度も区内団体等を対象に「ブラインドサッカー出前体験教室」を実施しています。詳しくは、下記のページをご覧ください。