後地小学校で「おたがいさま運動」学習会

更新日:平成29年11月2日

アイマスク体験
車イスの説明車いす体験車イス体験車イス体験車イス体験アイマスク体験
「おたがいさま運動」の学習会が平成29年11月2日(木)、後地小学校(小山2-4-6)で行われ、4年生、5年生の計44人が学習会に参加しました。

 子どもたちは、事前に普及啓発DVD「みんなができる“すべての人にやさしいまちづくり”について考えよう!」を見た上で学習会に臨みました。

 おたがいさま運動は、平成20年3月に策定した「品川区すべての人にやさしいまちづくり推進計画」に基づいて実施しているもので、困っている人がいたら助ける、困ったときは「助けて」と言える、そんなことがあたりまえにできる「支え合いのまちづくり」を区民みんなで進めていくための運動です。今回の学習会は、区立学校で6回目の開催となりました。

 体験では、アイマスクと車いすを使い、視覚および下肢に障害のある方の立場と、その方を介助する立場を、二人一組となり経験。「相手を思いやる」ことの大切さを学んだ子どもたちからは、「目の見えない人の大変さが分かった」「人に頼らないと歩けない」などの感想が寄せられました。

 最後に講師から、やさしいまちづくりの推進に向けて「まちで困っている人がいたら、ちょっとした手助けで楽になることがあります。これまで勇気が出なくて声をかけられなかった人も、今日の体験を思い出してぜひ声をかけてみてください。また、車いすや白杖を持っている人は、スペースを必要としたり、事前の情報が必要だったりします。今後気にかけてみてくださいね」というメッセージが送られました。

 なお、普及啓発用DVD「みんなができる“すべての人にやさしいまちづくり”について考えよう!」は、ユーチューブ品川区公式チャンネル「しながわネットTV」で公開しています。ぜひご覧ください。