しながわ人権のひろば2017 人権メッセージ・作文発表会

更新日:平成29年12月3日

発表をする宮澤さん
賞状を受け取る小松崎さん発表をする奈良さん発表をする栃谷さん人権標語・ポスター展を眺める来場者旗台小の児童の人権ポスター作品品川区の情報コーナー
しながわ人権のひろば2017「小学生人権メッセージ・中学生人権作文朗読」と映画「世界の果ての通学路」のDVD上映会が平成29年12月3日(日)、荏原文化センター(中延1-9-15)で開催されました。

 この催しは、12月4日(月)~10日(日)の人権週間に合わせ、区民の人権尊重思想の普及高揚を図り、平和で心ゆたかな人間尊重社会の実現を目指すことを目的に、品川地区人権擁護委員会と区が主催しています。今回発表された作品は、「第24回子どもたちの人権メッセージ」「平成29年度全国中学校人権作文コンテスト東京都大会」における学校代表4作品。出席した4人の児童・生徒が自分の作品を朗読しました。

 城南小学校4年生の小松崎 千弥子さんは「しょうがいのある方の人権」と題し、パラリンピックのバイアスロン銀メダリストと触れ合った経験を通して、夢に向かって努力することの大切さについて感じたことを発表しました。

 浜川中学校7年生の奈良 萌音(もね)さんは「人と違って当たり前」という作品で、周りに流されず自分の意見をしっかり持つことや、自分とは異なる他人の意見を尊重することの重要さを伝えました。 

 冨士見台中学校8年生の宮澤 明夏李(あかり)さんは「いじめ」という作品で、いじめを無くすことが難しい原因を分析し、その上でいじめについての対応策について考えを話しました。
 
 荏原第六中学校7年生の栃谷 好香(とちや このか)さんは「個性を尊重しあう大切さを感じて」という作品で、障害は個性であり、お互いの個性を見つめ合い、助け合う気持ちにあふれた社会づくりをしていきたいと思いを語りました。
 
 また、「小中学生人権標語・ポスター展」および「人権啓発パネル」を12月2日(土)~4日(月)、同センターのレクリエーションホールで開催。12月5日(火)からは、会場を品川区役所防災センター3階ロビーに移し、15日(金)まで展示されます。他にも、期間中、女性弁護士による法律相談や人権擁護委員による人権身の上相談、家庭教育講演会など、様々な催しが開催されました。