上神明小学校でトップアスリートによるハンドボール教室

更新日:平成29年12月5日

豊田講師からハンドボールの指導を受ける
最初に自己紹介とハンドボールについて語る豊田講師皆で準備体操全身を使った準備体操ミニゲームを楽しむ楽しくミニゲームゲームに熱中シュート練習応援にも熱が入るゲームの最後は握手で終わる全員で記念写真に収まる豊田講師から締めの言葉児童代表によるお礼のあいさつ
区立上神明小学校(二葉4-4-10)で平成29年12月5日(水)、元トップアスリートが講師となった「トップスポーツ教室-ハンドボール」が行われ、3・4年生児童49人が競技を楽しみました。

 教室を主催したのは、しながわCSR推進協議会会員の大崎電気工業(株)(東五反田2)。企業の社会貢献活動の一環として、平成24年度からトップアスリートによるスポーツ教室を区立の小中学校で開催してきています。
 講師として児童を指導したのは、日本のハンドボール界をリードしてきている大崎電気に所属し、日本代表として活躍した経験を有する豊田賢治さん(37)。昨年4月現役を引退し、現在は2年連続大学日本一となっている国士舘大学ハンドボール部のコーチを務めています。

 上神明小学校では、体を動かすことの楽しさやチームワーク、スポーツマンシップなどをトップアスリートから学ぶこと。そして、同校の児童がソフトボール投げの数値が低い傾向にあることから、全力でボールを投げる学習の一つとしてハンドボール教室を活用することを目的に実施されたものです。

 最初に豊田さんはハンドボールの魅力を “投げる”“取る”“走る”といった基本動作がすべて入っていることを説明しました。そして、自らの経過から「夢をもつこと、目標をもつことの大切さ」を話し、「たとえ、夢が叶わなくても、また新しい目標や夢が生まれ、諦めないことの大切さを味わえる」と自身の体験から得たスポーツの楽しみ方を分かりやすく児童たちに語りかけました。

 準備運動に続き、ハンドボール競技の基礎となるパスやシュートを学び、ミニゲームが行われました。実際のゲームと同様に1チーム7人での紅白戦で、全員がゲームを体験しました。児童の大半がハンドボールは初めてとのことでしたが、チーム一丸となって熱心にボールを追い、ゴール目がけて突き進んでいました。ゴール近くの攻防やシュートのシーンでは応援席から体育館いっぱいに割れんばかりの大きな声援が上がりました。

 教室終了後、参加した児童は「今日は豊田コーチからハンドボールのルールや実際の競技を教えていただき勉強になりました。実際に体験してとても面白かったです。2020年の東京オリンピックでは是非見に行きたいと思いました」と感想を話していました。