城南小学校で「おたがいさま運動」学習会

更新日:平成29年12月12日

アイマスク体験
車イスの体験説明を聞く児童たち車イス体験車イス体験アイマスクをつけての体験アイマスクをつけての体験
「おたがいさま運動」の学習会が、平成29年12月12日(火)、城南小学校(南品川2-8-21)で行われ、4年生の計66人が参加しました。

 子どもたちは、事前に普及啓発DVD「みんなができる“すべての人にやさしいまちづくり”について考えよう!」を見た上で学習会に臨みました。

 おたがいさま運動は、平成20年3月に策定した「品川区すべての人にやさしいまちづくり推進計画」に基づいて実施しているもので、困っている人がいたら助ける、困ったときは「助けて」と言える、そんなことが当たり前にできる「支え合いのまちづくり」を区民みんなで進めていくための運動です。今回の学習会は、区立学校で7回目の開催となりました。

 体験では、アイマスクと車いすを使い、視覚および下肢に障害のある方の立場と、その方を介助する立場を、二人一組となり経験。「相手を思いやる」ことの大切さを学んだ子どもたちからは、「障害者の気持ちがわかり、今後助けようと思った」「手足・目の不自由の大変さがわかった」などの感想が寄せられました。

 最後に講師から「電車の席に座っているときに妊婦さんが荷物を持って電車に乗ってきたらどうしますか」などの問いかけに、子どもたちは元気よく手を挙げて回答していました。また、「一番大事なことは何でしょうか」との問いには、「相手の気持ちを考えること」と答えていました。

 なお、本運動の普及啓発用DVD「みんなができる“すべての人にやさしいまちづくり”について考えよう!」は、ユーチューブ品川区公式チャンネル「しながわネットTV」で公開しています。ぜひご覧ください。