山梨県早川町長が区を訪問 町長と早川町議会議員がしながわ防災体験館を視察

更新日:平成30年6月15日

濱野区長と歓談する辻町長 

辻早川町長 濱野区長 しながわ防災体験

 山梨県早川町の辻一幸町長と町議会議員8人が平成30年6月15日(金)、品川区役所を訪れました。

 品川区と早川町は平成2年4月にふるさと交流協定を結び、平成7年3月には災害時における相互援助協定を締結。さらに平成19年5月28日には、早川町京ケ島地区にある広さ4万平方メートル、標高482mの里山を、区民が自然と親しむ活動の場、ふるさとの山として使う「マウントしながわ利用協定」を締結しました。現在は、区内在住、在勤の親子を対象に田植え、稲刈り、川遊び、そば打ちなどの体験事業を定期的に実施。また平成28年度には、お互いの防災訓練に職員が応援参加するなど協力を行っています。

 初めてしながわ防災体験館を訪れた辻町長は「体験設備が充実していますね」と館内を見て回り、早川町議会議員らは、初期消火や要配慮者避難誘導などを実際に体験し、「設備・機器のメンテナンスはどうしているのか」など熱心に質問していました。

 早川町は、山梨県の南西部に位置し、東西15.5キロメートル、南北38キロメートルの総面積が369.96平方キロメートルで広さは品川区の約16倍。人口は約1千1百人で、豊かな自然が残された町です。町は南アルプス連峰の間の岳や農鳥岳の 3,000メートル級の山を背後に、高い山々に囲まれた雄大な自然の中にあり、町の中央を北から南に早川が流れ、これに多くの支流が注ぎ込み、変化に富んだ美しい渓谷をなしています。