フランスの建築家集団 地震を疑似体験&防災映像を視聴

更新日:平成30年11月1日

地震体験車

地震の揺れを体験 防災映像を視聴 真剣に画面に見入る人々

シアター前で 展示品も見る

 平成30年11月1日(木)、フランスの建築家集団43人がしながわ防災体験館(広町2-1-36)を訪れ、地震体験車による地震の揺れを疑似体験し防災映像を視聴しました。

 地震体験車で震度7の揺れを体験した女性は、「フランスでは、地震はめったにないことで、小さな揺れでもパニックになる」といい「シアターの映像はとてもよくまとめられています。地震の揺れを普段から体験できるのはとても良いプログラムですね」と話し、防災映像を見た男性は、「この映像を、フランスに持っていきたいです。フランスだけではなく、世界中の人に見てもらうべきです」と力説していました。

 さらに「防災用の備蓄品は、全学校に備えてあるのか?何日分保管されているか?」「地震の時は、今日体験したくらい揺れるのか?」「震度は7以上はないのか?」など次々と質問があがり、実際に揺れを体験し映像を見たことで、地震に対する関心が強まったようです。

 「しながわ防災体験館」は品川区防災センター2階にあります。東日本大震災の教訓などを踏まえ、災害から生き延びることを目的とした体験型の普及教育施設で、「防災展示」「初期消火体験」「要配慮者避難誘導体験」「シアター/ワークショップルーム」「避難姿勢体験」「応急救護体験」の6つのコーナーで、さまざまな体験ができます。また、解説映像やクイズの字幕は日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語に対応しています。(地震体験車は、団体利用のみ)