品川法人会青年部会と鈴ケ森小学校児童が収益金を寄付

更新日:平成30年1月9日

270のお金の使い道が書き込まれたフラッグを持って記念撮影
区長へ寄付金を渡す子ども児童を代表して租税教室の感想を発表寄付金を受け取りお礼と用途を述べる担当職員
一般社団法人品川法人会青年部会と鈴ケ森小学校児童が、平成30年1月9日(火)、区役所を訪れ、租税教室活動による収益金を品川区へ寄付しました。

 同法人会青年部会は、昭和40年11月に法人会の青年部としては日本で最初に創設されたもので、現在、品川地域の経営者や経営幹部を中心に約150人で組織運営されています。日頃から時事に適した研修や視察等を通じて積極的に会員の資質向上を図るとともに、地域社会への貢献活動を行っています。

 青年部会では、平成28年度から小中学生を対象に「Kids Work Tax」と題した体験型租税教育を実施。税の必要性を深めるための社会生活体験を、鈴ケ森小学校、城南小学校、城南第二小学校、立会小学校、御殿山小学校、荒川区立第三日暮里小学校の合計60人の児童たちと行ってきました。

 9月に木更津にある体験農場で野菜を収穫。9月の品川宿場まつりで収穫した野菜を使った夏野菜カレー等を販売し、135,647円の収益を上げました。その後の子ども会議で、収益金を高齢者と支援が必要な子どもたちのためにあてることを決定しました。

 区役所を訪れたのは、鈴ケ森小学校の児童、家族ら17人と、品川法人会青年部会長新井 秀治さんを代表とする8人の会員の皆さん。新井青年部会長は、小中学生を対象とした体験的な租税教室を行うようになった経緯や、子どもたちの夏の野菜の収穫や宿場まつりでのカレー販売の様子、子ども会議での収益金の使途決定について報告しました。

 続いて、児童から濱野区長へ、品川区への寄付金が渡されました。児童代表の小鳥日菜乃さんは「学校や学年が違っても、心を一つにして取り組み、自分たちで働いてお金を得ることの大変さと、働く楽しさを知りました」と話しました。

 濱野区長は、「お預かりしたお金は大切に使わせていただきます」とお礼の言葉を述べました。