品川介護福祉専門学校 卒業証書・称号授与式

更新日:平成30年3月7日

卒業証書・称号授与式
片岡校長から卒業証書を受け取る卒業生卒業証書を授与する片岡校長卒業生の皆さん品川区長賞の授与品川区社会福祉協議会長賞の授与学校長賞の授与濱野区長の祝辞松澤区議会議長の祝辞福栄会野村理事長の祝辞卒業生代表安藤貴登さんの答辞全員で校歌斉唱在校生から卒業生へ歌のプレゼント
品川介護福祉専門学校(西品川1-28-3)の第22回目の卒業証書・称号授与式が、平成30年3月7日(水)に行われました。

 同校は平成7年に開校した、社会福祉法人品川区社会福祉協議会が設置・運営する、介護福祉士を養成する2年制の専門学校です。これまでに700人を超える介護福祉士を世に送り出してきました。
 本年度、第22期の卒業生は21人。2年間の教育で介護に関する専門的知識および技術を習得し、「介護福祉士」としての資格を取得しこの日を迎えました。

 式典では、最初に片岡玲子校長から卒業生全員に卒業証書と専門士の称号の授与が行われました。続いて、在学中に学業に精励し極めて優秀な成績を収めた学生に、品川区長賞、品川区社会福祉協議会会長賞、校長賞等が授与されました。
 
 片岡校長は、式辞の中で平昌での冬季オリンピックのメダリストに触れ、「多くの選手が挫折と努力を経験したことが推測されます。介護の仕事のメダルは利用者からの笑顔と言われます。皆さんも“心のメダル”を得るために、諦めず研さんをつんでほしいと願っています。そして、本校の教育目標の一つである“生命と人権”を尊重する介護をしっかりと心に留めて活躍することを期待します」とあいさつしました。

 来賓として出席した濱野区長は、介護福祉専門学校の開校の経緯と、地域において大きな役割を果たしていることを紹介し、「区民の皆さんから卒業生に熱い期待が寄せられています」と述べ、「福祉の仕事に就いて一番大切なことは健康です。健康でなければ笑顔が出てきません。施設利用者にとって皆さんの笑顔は生きる喜びです。笑顔を絶やさずに働くためにも日ごろから健康に十分注意してください」と門出の祝辞を送りました。

 在校生の送辞の後に、卒業生を代表して答辞のあいさつに立った安藤貴登さんは、不安な気持ちを抱えての実習の思い出や、クラスメイトと学んだ授業など、2年間の学校生活を振り返り、指導してくださった先生方や事務職員の皆さんへ感謝の気持ちを述べました。そして、「私たちはこれから社会人として、介護福祉士として、社会に貢献できるように精進していきます」と今後の抱負を語りました。

 なお、卒業生全員が社会福祉法人への就職が内定しており、内18人は区内の法人へ就職予定です。