「荏原第一連合町会 宿泊研修会」開催

更新日:平成28年11月7日

荏原第一連合町会による宿泊研修会が、11月6日から1泊2日の行程で行われました。この研修会は、各町会長や町会員が参加して親睦を深めると共に、区外視察を通して今後の地域活性化に役立てようと毎年実施されています。今年は、山梨県で行われました。

 当日は、バスを貸し切って一路山梨へ。秋晴れのお天気のもと、まず最初に向かった先は、「富士山世界遺産センター」です。この施設は、世界遺産に登録された富士山の豊かな自然や魅力について、また、未来に向けた環境保全や地域振興の発展について学ぶことができます。展望広場からはそびえ立つ富士山を望むこともでき、この日は高く澄み渡る青空のもと、雄大な富士を眺めることができました。

 その後、一行は河口湖畔へと向かいました。紅葉の名所としても知られている「もみじ回廊」は、湖畔の周りにおよそ60本のもみじが植えられています。まだ紅葉には少し早かったものの、並木道の散策は良い気分転換となりました。
 ゆっくりと散歩をした後はちょうどお腹がすく頃、昼食の時間です。お昼は、富士山と河口湖が一望できるレストランで、「溶岩焼バーベキュー」をいただきました。この溶岩焼のプレートは、富士山の溶岩石で作られているということです。地元の素材・食材を使った料理に舌鼓を打ち、皆お腹もいっぱいになったところで、次は西湖と本栖湖へ。懐かしい日本のふるさとを思わせる「いやしの里」では、すすきの穂が広がり、深まる秋を感じさせてくれました。
バスで山梨へ富士山世界遺産センター内部展望台前で全員集合もみじ回廊紅葉の様子溶岩焼バーベキュー河口湖一望本栖湖の景色紅葉が始まった里山すすきと富士山風景を撮影する参加者
そして今宵の宿泊先は、下部温泉です。ここは、「武田信玄の隠し湯」としても有名で、名湯100選にも選ばれた温泉です。皆、大浴場や露天風呂と様々な温泉に浸かって日ごろの疲れを癒しました。
 汗を流した後は、大宴会の始まりです。今年は総勢45名が集まり、普段はなかなか話す機会がない会員たちも、お互いの近況報告の場として親睦を深めました。さらに、ビンゴ大会で大いに盛り上がり、1日目の夜も更けていきました。
宴会開始の様子夕食会での全員記念写真ビンゴ大会の開始
翌朝も秋晴れのお天気で2日目を迎えました。一行は下部温泉を出発し、日蓮宗総本山「身延山久遠寺」を訪問しました。春にはしだれ桜でも有名な久遠寺ですが、秋の澄んだ空には、創建当時の姿で復元建立された、高さ39mにも及ぶ五重塔がより一層際立って見えました。

 各自参拝した後は、静岡県富士宮市へとバスを走らせ「富士山本宮浅間大社」へ向かいました。この浅間大社の境内は、およそ17000坪もある広大な敷地です。全国に1300社ある浅間神社の総本宮で、富士山を御神体として祀っています。本宮の本殿は、徳川家康による造営で国の重要文化財に指定されているほか、境内には、富士山の湧水が湧き出す「湧玉池」があり、こちらは国の特別天然記念物に指定されています。水の透明度が非常に高く、皆、その澄んだ美しさに魅了されていました。
 
 昼食後、一行は沼津のひものセンターを訪れ、海産物や名産品を購入。しばし買い物を楽しみ、一路品川へと戻りました。
翌朝は身延山久遠寺へ身延山久遠寺アップ久遠寺の五重塔富士山本宮浅間大社へ湧玉池湧玉池を鑑賞沼津でひものを購入
お天気にも恵まれた宿泊研修会。今年も無事に終了しました。研修会で深めた交流を、今後の町会運営に生かすことができるよう、日々邁進していきます。
 参加された皆様、お疲れ様でした。また来年。
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