平塚保育園のお正月遊び(荏原第一)

更新日:平成29年1月16日

平塚保育園では、年明けから子どもたちがお正月遊びに夢中になっています。独楽まわしに羽根つき、すごろくや福笑い、それに凧揚げなど、0歳から5歳までの子どもたちが、伝統的な遊びを通して日本のお正月を楽しんでいます。

 特に人気の独楽まわしは、子どもたちが慣れた手つきでひもを巻き、この日は何個もの独楽がくるくると床の上を回っていました。平塚保育園では、子どもたち自身が遊びのルールを考え、誰が一番の独楽まわし名人になれるか、レベル1から9までの高さを設定して毎日競い合っているそうです。
独楽まわしに挑戦する子どもたち子どもたちが独楽に紐を巻くみんなで独楽まわしスタート上手に独楽を回せた女の子
そして、今ではほとんど見られなくなった羽根つきも、平塚保育園のお正月遊びの定番です。羽根をついて打ち合いを続けるのは難しいようですが、子どもたちは「家ではやらない遊びなので、友達と一緒にできるのが楽しいです」と話していました。

 また2歳の子どもたちは、紙で作った羽子板と、羽根に見立てた風船を鉄棒につるして、羽根つきごっこを楽しんでいました。2歳児クラスの先生は「季節ならではの遊びを経験させたいので、場所や設定を工夫してあげれば小さい子どもでも楽しめます」と話していました。
ホールで羽根つきをする女の子たち本気で羽根つき勝負に挑む男の子たち風船の羽根つきで遊ぶ2歳児楽しそうに風船の羽根をつく女の子
その他にも、園内では子どもたち手作りのすごろくゲームで遊ぶ姿や、先生たちが布やスポンジで作ったもちでおままごとをしたり、今年の干支「酉」にちなんだ作品も飾られていました。

 平塚保育園・加藤美恵園長は「子どもたちには、日本の伝統や文化を大切にして成長してほしいと思います。また、年長児くらいになると生活体験も豊かになってくるので、自分たちでルールを作って遊ぶ力が育まれてきます。わくわくドキドキするような体験を増やして、心も体も太く大きくなっていってほしいです」と話していました。
手作りすごろくで遊ぶこどもたち園庭でもちつきごっこをする子どもたちおぞうにづくりのおままごとをする子どもたち盛りつけられたおままごとのお雑煮おままごとのおもちを焼く2歳児0歳児が作成した羽子板の製作物干支の酉にちなんだ粘土の製作物干支の酉にちなんだ紙の製作物
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