小山台保育園で初釜(荏原第一)

更新日:平成30年1月22日

初釜を体験した子どもたちの様子その1
小山台保育園で、1月19日(金)に初釜が行われました。

 初釜は、新しい年を迎えて最初に行うお茶会のことで、小山台保育園では、日本の伝統文化にふれる機会として、3歳から5歳児を対象に毎年実施しています。

 お茶を点てるのは、学生時代に茶道部に所属していた保育士の先生です。この日は、和装を着用し、園内のホールにも屏風や桜と菜の花を生けて、新春の華やかなおめでたい雰囲気の中で行われました。

 
初釜の様子その2和装を着用した保育士の先生からお茶の作法を聞く子どもたちの様子作法について真剣に話しを聞く子どもたちの様子説明する先生の様子
まず最初に、子どもたちは、「よろしくお願いします」とご挨拶をして正座をし、お菓子をいただきました。この日のために用意されたお菓子は、手づくりのきな粉ラスク。子どもたちは、嬉しそうな満面の笑みで味わっていました。

つづいて、先生のお点前が始まりました。初めて見る茶道具に子どもたちも興味津々の様子。先生が茶筅で素早く点てると、柔らかく泡立ったお抹茶ができあがりました。子どもたちは、指導していただいた作法で一気に飲み干すと、「お茶はちょっと苦かった」とか、「お菓子も食べられて楽しかった。また明日もやりたい!」などといった声が聞こえました。

 小山台保育園園長・桑原睦美先生は、「小山台保育園では、伝統文化に親しむ機会として、10年以上前から初釜を行っています。小学校にあがると、茶道部がある学校もあります。保育園での経験や興味が小学校にもつながっていくと思うので、これからも長く続けていきたいです」と話していました。

正座をしてお話しを聞く子どもたち手作りのきな粉ラスクを味わう子どもたち美味しそうにラスクを頬張る子どもたちお抹茶をお椀に入れる先生お点前をじっと見つめる子どもたち泡立ったお抹茶並べられたお抹茶を前にした子どもたちお抹茶を飲む子どもたち
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