杜松のぎんなん売り上げを東日本大震災義援金に寄付

更新日:平成24年6月13日

杜松のぎんなん売り上げを寄付
6月11日、杜松小学校6年生4人が、菊地校長先生とともに、濱野健品川区長を訪問。校庭にあるいちょうのぎんなんを販売した売り上げを、東日本大震災で被災した児童・生徒への義援金として届けました。

杜松小学校のぎんなんを活用したボランティアは、およそ30年前から杜松小学校の全児童が取り組んでいる伝統の活動です。
校庭のいちょうのぎんなんを拾い、水につけ、皮を剥き、袋詰めして「杜松のぎんなん」として地域の皆さんに販売。売上金をユニセフや、アジア教育友好協会などに寄付してきました。
地元の皆さんはこの販売を心待ちにしていて、すぐに完売するほどです。
平成23年度にはこの活動が、子どもの地域貢献として認められ「第14回まちかどのフィランソロピスト賞」の奨励賞を受賞しています。

今回は、3月11日の東日本大震災を受けて、東北の子どもたちを応援しようと、子どもたち手書きのメッセージを添えて7万6千円を濱野区長に託しました。

区長は子どもたちに義援金のお礼を述べ「ぎんなんを剥くのはにおいがきつでしょう?大変ですね」と話しかけると、子どもたちは「1年生の頃はくさいと思ったけど、長い間やっていると慣れてきました。この活動が恵まれない子どものためだと思うと平気です」と明るく答え、区長は「長年継続すると気持ちが違ってくるね」と子どもたちの活動を笑顔でたたえました。


※写真提供:広報広聴課



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