西大井6丁目町会 防災訓練を行いました!

更新日:平成24年3月19日

大井地区で初の試み! 発災対応型防災訓練

3月18日(日) 西大井六丁目町会防災訓練が行われました。
消火訓練要救助者
消火器訓練要援護者訓練1要援護者訓練2防災用具の説明
発災対応型防災訓練とは、参加者に訓練想定をお知らせせず
実際に現場を見て判断し、考えて行動する訓練です。(※1)

訓練開始宣言直後、「火災だー!!」、「けが人がいるぞー!!」と
第一発見者からの叫び声が聞こえてくると、参加者は各々対応にあたりました。
会場は、一気に緊迫した雰囲気に・・・・。

火災(※2)には、最初に消火器で消火を行いました。
消火器では鎮火しない為、ミニポンプ隊、区民消火隊、消防団が続いて出動し、消火にあたりました。
ポンプ隊は、防火水槽と火災現場が遠隔のため、声を掛け合いながらの消火となりました。

けが人、災害時要援護者は、担架に乗せて安全な場所へ移動させ、
安否確認は、声を掛け合いながら所在を確認しあいました。

参加した女性は、
「「おばあちゃんがいない!(安否確認)」という叫び声が聞こえなかった」、
「(ポンプ用の)水槽や担架の設置場所を知らなかった」と
災害時の声かけの大変さや防災用具の設置場所を知っておく必要性を学びました。
ポンプ隊からは、「訓練でも焦ってしまった。消火に時間がかかってしまった。」との感想がありました。

今回の発災対応型防災訓練で
何を知っておかねばならないのか
何を備えておかなければならないのか
必要な物、知識、自助、共助を考える良い機会になりました。

訓練後には、消火器の使用方法を教わる姿や防災倉庫の用具を確認する姿がみられました。

大井第三地区では引き続きこのような訓練を実施していく予定です。
いつ起こるかわからない災害に備えて、是非訓練への参加をお願いいたします。

※1 訓練は、消防署立会いのもと実施しました。
   消防署及び町会関係者は訓練内容を熟知して臨んでいます。

※2 火災は、消火体験装置で行っています。

<補足>
ミニポンプ隊や区民消火隊が使う防火水槽のマンホールの一部には、手でふたが開けられる親子蓋タイプがあります。
「いざ」というとき、専用工具を使用しないで開けることが出来ます。
品川区にはまだ数が少ないですが、その存在を確認することができました。
マンホール
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