在宅避難の必需品 携帯トイレとしながわ防災ハンドブック 配布のご案内 品川区では、大きな災害が発生した際に自宅の倒壊や延焼火災など、自宅での滞在に不安がない場合には、在宅での避難を推奨しています。 住み慣れた自宅で過ごす在宅避難は、プライバシー確保や感染症リスクの軽減など様々なメリットがあります。 安心した避難生活を送るためには水や食料の備蓄とともにトイレへの備えが大切です。 携帯トイレとしながわ防災ハンドブックを活用して、ご家庭での備えを見直しましょう。 配布物の紹介 災害時の備えを考える 携帯トイレ : 世帯人数分(1人20回分)  使い方の説明書 : 1枚 防災を知る・考える しながわ防災ハンドブック : 1冊 災害時のトイレの重要性 トイレは我慢できません! 災害が起きてもトイレを我慢することはできません。 東日本大震災の時には約8割の方が9時間以内にトイレに行きたくなったと答えています。 3時間以内 31% 4〜6時間 36% 7〜9時間11% 10時間 22% 引用:日本トイレ研究所「発災から何時間でトイレに行きたくなったのか」 無理に使うとトラブルにも! 無理に使用するとトイレが詰まるなどの故障や、共同住宅等だと階下の住宅で汚物が便器から溢れるなどのトラブルになることもあります。 病気につながる恐れも!? 汚れたトイレには菌が多く発生し、そんなトイレを使用すると体調不良や病気になる恐れも。 携帯トイレを活用して綺麗なトイレを維持しましょう。 区長からのメッセージ 令和6年1月1日に発生した能登半島地震は、私たちに多くの教訓と課題を突き付けました。 首都直下地震のリスクが現実のものとして危惧されている中、品川区として強い危機意識を持って、「安全・安心を守る」取組を加速してまいります。 その一環として、区民の皆様に災害への備えを考え行動する契機としていただくべく、断水時に必須となる「携帯トイレ」をお配りいたします。 ぜひ同封の「しながわ防災ハンドブック」をあわせてご一読いただき、この機会に改めて、各ご家庭での備えはもとより、地域防災力の強化を共に進めてまいりましょう。 しながわ防災ハンドブックで災害に備えよう 災害はいつ起こるかわかりません。日頃から災害に備え、いざという時のための行動をまとめた「しながわ防災ハンドブック」をご活用ください。 ハンドブック P.06〜 地震災害の危険を知ろう 首都圏直下型地震の発生予測は、今後30年以内で約70%、区のほぼ全ての地域で震度6強程の非常に強い揺れが想定されています。区内で想定される被害等を確認しましょう。 ハンドブック P.36 在宅避難を考えよう 自宅が安全な場合などは在宅避難をしましょう。家の中にガラス片が散らばったり、家具が倒れているなんてことも。身の安全を確保する方法なども考えましょう。 ハンドブック P.84 ごみの分別に注意しよう 災害時は、家庭ごみに加えて、災害特有のごみが出ます。使用した携帯トイレの処分方法や、ごみを出す時期、出し方、出す場所など確認しましょう。 ハンドブック P.46〜 避難生活に備えよう 災害時に備え、必要なものがすぐに持ち出せるようにしておくことが重要です。災害時にないと困るもの、自分や家族が日常的に必要なものなど、改めて見直しておきましょう。 非常持出品リスト 貴重品 現金、 通帳、印鑑、 身分証明書など 食料品 非常食 、飲料水など 便利ひん 衛生ひん 情報機器等 携帯電話、スマートフォン、 充電器、携帯ラジオ、 品川区防災地図など 詳細は「しながわ防災ハンドブック」のよんじゅうきゅうページでご確認ください。 しながわ防災ハンドブック いざ!という時に備えて事前チェック! 「しながわ防災ハンドブック」は、首都直下地震における区の被害想定から始まります。災害リスクを知ったうえで、災害時・平常時にどのような備え、行動が必要か分かります。この冊子を活用して、ご家庭における防災対策 を進めましょう。 「しながわ防災ハンドブック」は区のホームページでも公開しています。 また、英語・中国語・韓国語に翻訳したPDFも公開しています。 品川区携帯トイレ配布コールセンター(令和7年3月31日まで開設)0120-100826 アドレス shinagawakukeitaitoirehaifu@spcom.co.jp 掲載している音声コードをスマホアプリ、ユニボイスで読み取ると音声情報で確認できます。 品川区防災まちづくり部防災課 〒140-8715 東京都品川区広町2-1-36 電話(代表):03(3777)1111