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1年生からの「英語科」

更新日:2013年10月1日

 小学校の外国語活動や中学校の外国語の授業の指導内容および指導方法の課題を克服するため品川区では1年生から9年生で教科「英語科」を実施しています。小学校の外国語活動と中学校の英語教育をつなぎ、9年間を「4−3−2」のまとまりとして捉えた上で、児童・生徒の実態に応じた統一的で一貫性のある「英語科」としてカリキュラムを編成しました。

「英語科」のねらいと育てたい力

・言語や文化に興味・関心をもたせるとともに、言語や文化に対する理解を深めます。
(いろいろな人々とのコミュニケーションを通して、世界の言語、社会、文化等への興味・関心・理解を深め、広い視野を育みます。)

・英語によるコミュニケーションを図ろうとする態度を育成します。
(積極的なコミュニケーション活動を通して、国際理解教育で求められている主体性を育成します。)

・児童・生徒に学校生活の中で自然に英語に触れる多くの機会を与え、具体的な体験をさせながら、聞くことや話すことなど実践的コミュニケーション能力の基礎を育成します。

英語科カリキュラム編成の基本的な考え方

   ・1〜4年生:英語によるコミュニケーションに「親しむ」
   ・5〜7年生:英語によるコミュニケーション能力を「身に付ける」
   ・8・9年生:英語によるコミュニケーション能力を「活用する」

内容および成果と課題

【授業時数】
 標準授業時数は、1・2年生は年間20時間、3〜6年生は年間35時間。7〜9年生は年間140時間としています。

【指導者】
 1年生から6年生までは、基本的には担任を中心にALTや地域ボランティア、中学校英語科教員などと、ティーム・ティーチングで指導します。

【指導内容】
 実際のコミュニケーション場面を中心に評価規準に沿って計画的に指導。特に1〜6年生では、ワークシートやカード、歌、チャンツ等、区独自の教材を活用

【評価】
 9年間の系統的な評価規準を設定。1〜4年生は評価規準に基づいて顕著な部分を文書表現により評価し、5・6年生は観点別評価を実施。7〜9年生は評定による評価を行います。

【指導方法】
・授業は英語で行うことを基本とし、ALTや外国人ボランティア、英語指導経験者等を積極的に活用します。
・日常生活(給食や休み時間等)にもALT等を参加させ、児童・生徒がALTと触れ合う機会を積極的にもてるようにします。

成果

  ・英語に慣れ親しみ自信をもつことにより、もっと英語を使いたい、コミュニケーションを図る活動が楽しいなどの意識がますます芽生えてきており、
  コミュニケーション能力の素地が確実に養われてきています。

  ・1年生からの英語科の実践について、保護者の関心や理解も深まり、期待がますます高まっています。

  ・小学校において、音声活動を中心に英語の授業を行ってきた結果、音声に対する抵抗感がなくなり、中学校初期段階から、英語だけで行う授業も
  自然に行えるようになってきました。「自分の気持ちや考えを伝えられようになった」生徒が増え、コミュニケーション能力の基礎が確実に身に付きつ
  つあることがうかがわれます。

課題

  ・児童、生徒がいきいきとコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するために、必然性のあるコミュニケーションを含んだ活動を英語の授業に
  多く取り入れること。(言語環境の設定)

  ・中学校進学時のレディネスをそろえるために、各小学校間において、適切な評価規準の設定や系統的な指導計画を作成すること。

  ・全国学力テストの結果を基に、9年間の英語科指導の有効性や課題を検証すること。

  ・6年までに育成された「コミュニケーション能力の素地」を踏まえ、7年からの指導内容や指導法を見直し、9年間を通した系統的なコミュニケーション
  能力の育成を図ること。

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指導課一貫教育推進担当

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