健全な財政運営に努めています

区は、これまで培ってきた財政力と健全財政のもと、効率的な行財政運営に努めています。
22年度決算の財政状況を示す指標は下記のとおりで、引き続き財政の健全性を堅持しています。

　※（　　　）は前年度のもの

経常収支比率

財政の硬直化を示す指標で、おおむね70～80％が望ましいとされています。
品川区：78.8％（74.6％）　　　　　23区平均：85.7％（82.1％）　　　　　　

人件費比率

歳出（支出）に占める人件費の割合です。
品川区：20.1％（18.8％）　　　　23区平均：20.6％（20.4％）　　

公債費比率

財政構造の弾力化を判断するものです。15％が警告ライン、20％が危険ラインといわれ、低い方が望ましいとされています。
品川区：4.0％（4.0％）　　　23区平均：5.1％（5.4％）

実質公債費比率

借入金の返済額とこれに準じる額の大きさを指標化したものです。公債費にかかる元利償還金のほか、準元利償還金を加えた過去3年間の平均値で算出します。
品川区：0.1％（1.0％）　　　23区平均：0.9％（2.1％）

基金（積立金）現在高

区の貯金にあたるもので、健全な財政運営を確保するために積み立てています。
品川区：685億円（709億円）　　　　23区平均：589億円（600億円）
　　　〈定額運用基金3億円を除く〉

地方債現在高

区の借入金で、現在の区民の方だけでなく将来の区民の方にも負担していただくものです。
品川区：248億円（268億円）　　　23区平均：312億円（333億円）　　　

普通会計

平成22年度に実施した主な施策

○だれもが輝くにぎわい都市
　　　1．文化スポーツ施設整備〔平塚小学校跡〕
　　　2．こみゅにてぃぷらざ八潮開設〔八潮南小学校跡〕
○未来を創る子育て・教育都市
　　　1．小中一貫校の建設と一貫教育の推進
　　　2．保育園入園待機児童対策の推進
○みんなで築く健康・福祉都市
　　　1．特別養護老人ホームなどの整備〔八潮南中学校跡〕
　　　2．南品川シルバーセンターの改修
　　　3．各種がん検診の充実
○次代につなぐ環境都市
　　　1．地球温暖化対策（家庭への支援）
　　　2．「涼のみち」整備（保水性舗装）
　　　3．鮫洲運動公園の改修
○暮らしを守る安全・安心都市
　　　1．区有施設の耐震化工事
　　　2．密集住宅市街地整備促進事業　　　　　

◇　緊急総合経済対策として、中小企業事業資金融資あっせん、プレミアム付区内共通商品券発行助成や雇用創出事業（歩行喫煙防止の推進など）に取り組みました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 公営事業会計

　　　普通会計以外に、下記の会計を区分しています。

品川区の財務書類

国の指針に基づき、自治体の会計をわかりやすく、透明性を高めるため、四つの財務諸表を作成し、「平成22年度品川区公会計レポート」として公表しています。