「品川区財政状況の公表に関する条例」に基づき、平成23年度下半期（23年10月1日～24年3月31日）の財政状況を公表します。

一般会計

　皆さんから納めていただいた特別区税や特別区交付金を主な財源として、公園や道路の整備をはじめ、学校や社会福祉施設の運営、生活保護、保健衛生など区行政の大部分を経理しています。

特別会計

　特定の事業を行うにあたって、一般の歳入歳出と切り離して経理を明確にする必要がある場合に設けています。

国民健康保険事業会計

24年3月31日現在、約6万6千世帯、約9万8千人が加入している国民健康保険関係の経理を行っています。

後期高齢者医療特別会計

75歳以上の方（65歳以上で一定の障害のある方を含む）の医療費を経理するもので、現在、被保険者の方は、約3万4千人です。

介護保険特別会計

介護保険を経理する会計で、65歳以上の被保険者の方は、約7万3千人です。

区民の方の税負担（24年3月31日現在）

　納めていただく特別区税は、歳入予算の28.9%を占めています。この税額を24年3月31日現在の区民の人数で割ると11万1,654円(昨年比で0.6%増）、世帯数で割ると20万3,375円(昨年比で0.4%増）となります（ただし、前年度からの繰越事業分を除く）。

区有財産の保有状況（24年3月31日現在）　

　23年度上半期（23年9月30日現在）に比べ、総額で3億1,927万円の減となっています。区民1人あたりの保有額は、235万6,880円です。

特別区債（地方債）の状況

　特別区債は、公園や道路、学校施設の整備などで特に多額の資金を必要とする場合に、政府や銀行などから長期にわたり返済する資金を借り入れ、事業資金を調達するものです。

　23年度下半期は、47億2,610万円の借入れを行う一方で、21億1,311万2千円の元金を償還しました。

一時借入金の現残高　　　　　0円

　一時借入金は、支払資金が不足した場合に、その不足を補うために一時的に銀行などから借り入れる資金です。

　24年3月31日現在、借入残高はありません。