グローバルナビゲーション

東京港大井ふ頭(都有地内)において確認された「ヒアリ」について

更新日:2017年10月16日

平成29年7月3日に大井ふ頭(都有地内)で発見されたアリについて、専門機関による種の同定の結果、7月6日に特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)と確認されましたので、お知らせします。当該ヒアリは、中国・三山港から貨物船で航送され、香港で積み替えし、東京港大井コンテナふ頭で陸揚げされた貨物コンテナ(1個)内部から発見されたものです。

1.確認までの経緯
・ 日付不明  中国・三山港で積込み
・ 6月23日  香港でトランジット(積み替え)
・ 6月27日  東京都品川区の大井コンテナふ頭に到着、コンテナを陸揚げ
・ 6月30日  大井コンテナふ頭から当該コンテナを搬出
・ 6月30日〜 千葉県内の荷主にて、積荷の取り出し
・ 7月3日  コンテナ業者が、大井ふ頭に返却された当該コンテナの点検作業中に、コンテナ内部でアリを1匹発見するとともに、
       東京都港湾局が環境省関東地方環境事務所に通報
       コンテナ業者が、応急駆除を実施し、アリのサンプルを採取
・ 7月4日  東京都港湾局がアリのサンプルを環境省関東地方環境事務所に持込
・ 7月6日  専門機関により当該アリがヒアリ(Solenopsis invicta)であることを確認
・ 7月7日  環境省、国土交通省および東京都による緊急調査の実施
         調査の結果、当初発見したコンテナ内の床から新たに100匹以上のヒアリを確認

  ・ 7月12日  環境省が港湾関係者の協力を得て、同コンテナ内の床板をはがす等の詳細な調査および駆除を実施
         調査の結果、コンテナ内の床板の中等から100匹程度のヒアリの働きアリの他、卵、幼虫、さなぎを確認
                       女王アリおよびハネのあるアリは確認されなかった
            コンテナ外部の舗装面上、7日に設置したトラップ上で少数を確認
              ヒアリの疑いのある個体は、殺虫剤による駆除、および当該コンテナをビニールシートで覆ったうえで燻蒸処理を実施     

2 発見時の状況
・ 発見場所   大井コンテナふ頭(品川区八潮二丁目)
・ 被害の有無  このアリに刺された方、健康被害を訴えている方はいません。

3 都の対応状況
(1) 環境省及び国土交通省と合同で、大井コンテナふ頭の緊急調査を実施しています。
(2) 大井コンテナふ頭内にベイト剤(毒餌)及びトラップを設置し、拡散を予防します。
(3) 東京港内の港湾施設利用者に情報を提供するとともに、港湾局・環境局ツイッター及びフェイスブックで注意喚起を行っています。
(4) 品川・青海の各コンテナふ頭についても、順次(1)の調査を実施予定です。
※品川区では東京都からの連絡を受け、発見場所周辺の事業所に対し、注意喚起を行っています。

4 区民の皆様へのお知らせ
・ 大井コンテナふ頭内で確認されたヒアリについては、これまでに区内の住宅地等においては発見されておらず、
 ふ頭内で発見されたヒアリについても既に駆除しております。
・ ヒアリは攻撃性が強く、刺された場合、激しい痛みを伴い、水泡状に腫れるなど人体にとって危険な生物です。
 もし、発見した場合には、素手で捕まえたり、触らないように注意し、品川区環境課や東京都環境局までご連絡ください。

 左図:ヒアリ<環境局特設サイト「気をつけて!危険な外来生物」より>
 中図:大井ふ頭で確認されたヒアリ(1)
 右図:大井ふ頭で確認されたヒアリ(2)

ヒアリ全身 ヒアリ大井ふ頭発見個体 ヒアリ体長目安

ヒアリについて

ヒアリ(Solenopsis invicta)は、南アメリカ原産の特定外来生物です。腹部に毒針があり、刺されるとアルカロイド系の強い毒による痛みやかゆみ、発熱、じんましん、激しい動悸等の症状が引き起こされます。アレルギー性のショックで昏睡状態に陥ることもあります。刺されたら医療機関を受診してください。


 【国内における確認状況】
・平成29年5月26日、国内で初めて兵庫県で発見された。


【生態:生息地など】
・公園や農耕地などやや開けた場所に営巣する。
・食性は雑食性で、節足動物、トカゲなどの小型脊椎動物、甘露、樹液、花蜜、種子など。
・極めて攻撃的で、節足動物のほか爬虫類、小型哺乳類をも集団で攻撃し、捕食することで知られる。

【形態:大きさや特徴】
・体長2〜6mm。・主に赤茶色。・体色は赤褐色、腹部が暗色。

(環境省ホームページ、東京都環境局ホームページより)

アリグモについて

ヒアリではないかとの問い合わせのうち、アリグモが持ち込まれる場合が多くあります。
アリグモはアリによく似たクモで、糸を出す・跳ねるなどのクモの動きをしますが、一番前の一対の脚を持ち上げていてアリの触覚のように見えることもあります。


脚の付け根の数が4対(8本)であれば、アリ(脚は3対(6本))ではなくクモです。

アリグモ

※上記リンクは「Weblio辞書」のページを新しいウィンドウで開きます。
用語解説については、「Weblio」までお問い合わせください。

お問い合わせ

品川区都市環境部 環境課指導調査係 特定外来生物一般に関すること
03-5742-6751 03-5742-6853

東京都港湾局港湾経営部 経営課環境保全担当 港湾施設における対応に関すること
03-5320-5553