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梅毒患者が増えています

更新日:2017年9月29日

患者発生状況

 最近、梅毒の患者報告数が増加しています。東京都では、2011年の248人から、2016年には1,673人と約6.7倍になっています。 
 感染者は男性が多いですが、女性は2014年の87人だったのが2016年は455人と約5倍に増えており、中でも20〜30歳代の女性が最も増えています。若い女性が梅毒に感染し、治療をしないままでいると将来妊娠したときに、お腹の赤ちゃんにも感染することがあります。
 梅毒は適切な治療をすることで治りますが、一度治っても再び感染することがあります。症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。

梅毒とは

 梅毒は梅毒トレポネーマに感染することによっておこる全身性疾患です。性行為で感染する性感染症(STI)の一つで、感染すると2〜3週間後からリンパ節炎や皮膚症状が現れます。治療しないと段階的に進行して最終的には中枢神経まで侵されることもあります。また、「無症候性梅毒」もあり、長い間気が付かないまま過ごすケースもあります。
 治療にはペニシリンなどの抗生物質が有効ですが、本人だけが治療してもパートナーが感染していると再び感染してしまいます。検査、治療はパートナーも一緒に受けましょう。
 また、妊婦が感染すると流産、死産のリスクとともに、胎盤を通して胎児に感染し、「先天性梅毒」となる危険があります。「先天性梅毒」は胎児の死亡や体の奇形など、重大な影響を及ぼすため妊娠中の検査で早期に発見する必要があります。妊娠を希望する女性は、事前に梅毒検査を受けることをお勧めします。

症状は

◆第1期(感染後3週間から3か月まで)
  感染した場所(性器、肛門、口など)にできもの、しこり、ただれが出ます。
  鼠けい部(股の付け根部分)のリンパ節が腫れることがあります。
◆第2期(感染後3か月から3年まで)
  手のひらや足の裏などから、「バラ疹」といわれる赤く目立つ発疹が全身に広がります。 
  全身のリンパ節腫脹、発熱、倦怠感、関節炎などの症状が出ることもあります。
  ※発疹は治療しなくても数か月で消えますが、抗生物質で治療しない限り「トレポネーマ」は体内に残ります。
◆第3期(感染後3年から10年まで)
  皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍ができることがありますが、現在ではまれです。
◆第4期(感染後10年以上)
  内臓に腫瘍ができたり、脳、脊髄、神経を侵され死に至ることもありますが、現在ではまれです。

予防

◆パートナー同士で感染の有無を確認することが大切です。
◆性行為の際、コンドームを正しく使用することも感染予防に有効です。

梅毒に関する情報

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お問い合わせ

感染症の症状、予防について
品川区保健所保健予防課 電話:03-5742-9153 FAX:03-5742-9158